Miami Open

 <Quarterfinals>
Venus Williams(11) - Angelique Kerber(1) 7-5, 6-3
Karolina Pliskova(2) - Mirjana Lucic-Baroni(26) 6-3, 6-4
Johanna Konta(10) - Simona Halep(3) 3-6, 7-6(9-7), 6-2
Caroline Wozniacki(12) - Lucie Safarova 6-4, 6-3

 <Semifinals>
Caroline Wozniacki(12) - Karolina Pliskova(2) 5-7, 6-1, 6-1
Johanna Konta(10) - Venus Williams(11) 6-4, 7-5

 <Final>
Johanna Konta(10) - Caroline Wozniacki(12) 6-4, 6-3


故障で少しの間戦列を離れていたコンタが復活優勝。今季はシドニーで優勝し、全豪でも2年連続のベスト8を果たすなど絶好調だったところでの離脱だっただけに本人もショックだろうなと思っていたんですが、見事に戻ってきましたね。彼女のプレースタイルは全盛期のペトコのような攻撃的かつ精度の高いストロークを軸としつつも、サービスからのポイント獲得率が高いのが強み。クレー向きには思えませんけど、メンタルさえ安定していればプレミアクラスでもタイトルを狙えるかもしれません。

ウォズニアッキは全盛期のように安定してきて、今季この時点で既に3度決勝の舞台を踏んでいますけど、またしても頂点には届きませんでしたね。
コンタには全豪でも完敗。前回も今回も試合は観ることができていませんが、両者のテニスを考えればサービス、リターンのどちらからでも主導権を握れるコンタの方が上。コンタが崩れている時間帯は安定感に勝るウォズニアッキがリードするかもしれませんけど、ウォズニアッキも引き出しが多いわけではないので、最終的にはペースを掴んだコンタが勝利をモノにするのかな、と想像できます。
ウォズニアッキも2~3年前に比べると明らかにネットプレーにトライする回数も増え、技術の向上も見られるんですが、やはりアプローチがスピードの遅いスピンボールではパッシングの餌食になりやすいんですよね。"たられば"になってしまいますけど、彼女が若い頃にもっとダブルスに積極的だったら速い展開のテニスも身に付いたのかなと考えてしまいます。

ラド姉は全豪に続きここでもルチッチに敗れ、結局ハードコートシーズンの間に調子を上げられぬままクレーに突入することになってしまいました。ここまでのレースポイントは671Pで20位。これは一時的にトップ10落ちを経験した2015年と同水準。昨年は1920P、2014年は1997P、2013年は2355P稼いでいることを考えるとかなりのスローペースですね。2015年は秋以降に一気に復調して最終戦も制したために年末にはトップ10復帰も果たしましたが、今年はもっと早い段階で調子を取り戻してほしいところ。

テーマ : テニス
ジャンル : スポーツ

ムーンライト

moonlight.jpg

今年のアカデミー賞で作品賞を受賞した上に、おそらく発表時のアクシデントにより注目度が増し、近所のシネコンでも急遽上映されることになったので、さっそく観に行ってきました。
差別を描いた映画は数あれど、黒人でゲイというマイノリティ×マイノリティ作品は珍しいですね。黒人映画というと銃とドラッグに塗れたマッチョな世界か、白人から迫害される差別を描いた内容と相場が決まっていたんですが、本作はストレートな恋愛映画です。

この映画、登場人物のほとんどが黒人なので、人種差別というものは存在しません。しかし、ゲイの主人公は気が弱くナヨッとしているので、マッチョな黒人社会では当然のように虐められます。加えて、母親はドラッグ依存症。
少年時代の主人公、シャロンはそんな苦境にありながらもフアンという男と出会い、泳ぎを教わったり心の安らぎを得ながら成長していきます。10代になった彼は同級生に恋をし、距離を縮めていきますが、同性愛が理解されない世界の中でそれもまた悲しい終わりを遂げてしまいます。映画は彼が20代に成長し、その相手と再会するところまで描いているんですが…。

まず印象に残ったのが映像と音楽の美しさ。
作品名にあるように、映像面の見せ場は月明かりに照らされて青く輝く黒人の肌でしょう。中でもフアンがシャロンに泳ぎを教える場面ではその水面の揺らぎと、BGMのヴァイオリンが素晴らしくマッチして官能的ですらありました。
黒人映画でここまで静かで繊細な作品は過去になかったのではないでしょうか。

キャスト的にも、それぞれの世代のシャロンを演じた3人も素晴らしかったですし、オスカーを獲ったマハーシャラ・アリはもちろん文句なし。しかし、個人的にはドラッグ依存症の母親を演じたナオミ・ハリスにグッときました。「007」シリーズではゴージャスなマニーペニーだった彼女が、クスリ漬けで息子に暴言を浴びせる最低な女なんですよ。これが本当に憎くて仕方ないんですが、同時に「ナオミ・ハリス、すげーぞ」と感心しっぱなしでした。ミュージシャンのイメージしかなかったジャネール・モネイもよかったな。

ただ、10代の展開が最高だっただけに、20代のエピソードが弱く感じてエンディング後の余韻が残らなかったのは残念。観賞後のカタルシスはゼロに近かったです。
そのせいか、アカデミー賞の作品賞という目で見るとやや弱い気もして、ここ数年、白人至上主義と言われたアカデミー賞や、トランプ政権の反動というのも否めませんけど、逆にオスカーを獲らなければ隠れた名作として語り継がれていた可能性もあるなと思わせてくれる、そんな秀作でした。

★★★★★★★★☆☆

テーマ : 映画★★★★★レビュー
ジャンル : 映画

2017年4月前半の注目作

▼MUSIC

△4/7【Memories: Do Not Open / The Chainsmokers】

昨年の「Closer」で一躍トップアーティストの仲間入りを果たした2人組ユニットの1stフルアルバム。個人的には彼らの曲で気に入ったものはまだ一つもないので購入予定はありませんが、Apple Musicを利用して聴いてみようとは思います。

<4/7追加>
〇4/14【ALBUM/ Kendrick Lamar】

突然発表されたKendrick Lamarの3rdアルバム。前作がよすぎただけにハードルが上がりすぎてしまいそうですけど、今の人気なら全米チャートで50万枚超えの初動セールスも期待できるんじゃないでしょうか。
僕は歌詞も楽しむために国内盤を待って買うつもりですが、それまではとりあえずApple Musicで聴いておきます。
ちなみに、アルバムタイトルは仮のものだと思われます。
<4/14再追加>
予定通りiTunesなどでリリースされました。アルバムタイトルは「DAMN.」

▼GAME

△4/12【おそ松さん ニート脱出スパイラル!! (3DS)】

PS3は「ボーダーランズ2」だけで2ヶ月以上飽きずに遊んでいるし、3DSに至っては「時のオカリナ3D」と「大逆転裁判」をメインにしつつ息抜きゲームもたくさん、といった具合に何だかんだで遊ぶゲームが増えてきて、しばらく新作はいいやと思っていたところでの「おそ松さん」。
ルール自体はよくあるパズルゲームのようで、クオリティにも期待していませんが、540円ならダウンロードしてしまいそうだな…。

▼MOVIE

〇4/7【LION/ライオン ~25年目のただいま~】
△4/7【夜は短し歩けよ乙女】
△4/8【T2 トレインスポッティング】

今年の賞レース絡みの作品公開はまだまだ続きます。
「LION」はかなり気になる部類なんですけど、最近映画館へ行く回数が増えているので今回はDVD待ちします。

▼DVD

〇4/12【怒り】
△4/4【グッバイ、サマー】
△4/5【少女】
△4/12【ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期】

「怒り」は原作がとても面白かったので、映画も観賞予定。この2ヶ月ほど邦画から遠ざかっていますが、これは優先的に観ていくつもりです。

もう一本選ぶのならミシェル・ゴンドリー監督の「グッバイ、サマー」。とはいえ、彼の作品で好きなのは「エターナル・サンシャイン」と「恋愛睡眠のすすめ」くらいなので、青春映画でどのくらい楽しめるかは未知数です。旧作待ちになるか…。

▼PLAY

△4/13【崩壊シリーズ リメンバーミー】

昨年、やましげ主演で好評を博した(らしい)舞台の続編。
前作はやましげ一人芝居の翌月だったこともあり、金銭的にも時間的にも厳しくて断念してしまったんですが、続編ともなるとますます敷居が高くて、今回もスルーとなってしまいそうです。
やましげはこの後も歴史シリーズの「剣豪将軍義輝」が6月に控えていたりしますけど、個人的にはカムカムの公演で観たいので、秋あたりに期待!

Music Review(2017年3月)

7/27 / Fifth Harmony ★★★★★★★☆☆☆
昨年末に人気メンバーのCamilaが脱退したことで5人としては最後のアルバムになってしまった2ndアルバム。
冒頭の「(1)That's My Girl」がまずツボでした。1stシングルの「(2)Work From Home」は個人的にはピンと来なかったものの彼女たちの最大にヒットとなりましたし、その後もStargate曲を中心に及第点超えの佳曲揃い。Kygoらが絡んだEDMもいいアクセントになっていますし、全曲3分台という聴きやすさといい、ポップアルバムのお手本といった感じ。
ただ、その分、5人の個性がまだ見えてこないのが大きな欠点。Beyonceが中心となって最先端のR&Bを作り上げてきたDestiny's Childや、荒削りながら5人のマイクリレーで個性を打ち出した同じようなオーディション出身のSpice Girlsと比べると、明らかにグループとしてのカラーが弱すぎ。ガールズグループはどんな傑作を出しても短命に終わりがちですが、Camilaが抜けた今、残ったメンバーはもう一皮剥けないと厳しそうです。

「That's My Girl」(US73位、UK26位)


I Decided. / Big Sean ★★★★★★☆☆☆☆
ダークな世界観と、それに反するような耳障りのいいラップは前作の流れ。
この人ってルックスもいいし、個性派でもなく、シングルヒット狙いのキャッチーさで勝負するラッパー勢とも違うちょうどいい立ち位置だとは思います。現在ヒット中の「(3)Bounce Back」もまさにそんな彼らしい馴染みのいいトラック。もちろん他の楽曲も悪くはないんですが、やはり個性に欠けるのは否めないんだよなぁ。本作で話題となったEminemとの共演も、案の定主役の座を奪われている感は拭えません。前作もDrakeやKendrick Lamarとリリース時期が被って地味な存在になってしまいましたけど、今回もFutureやStormzyあたりの陰に隠れてしまったかなという印象は受けますね。Drakeの新作もまた出ましたし、リリースから2ヶ月も経っていないのにあっという間に存在感が薄くなってしまったような…。
自分の中では好感度の高いラッパーの一人なので、そろそろ代表曲と呼べる中毒性抜群の曲がほしいところ。

◆前作の評価
「Dark Sky Paradise」 ★★★★★★★☆☆☆

「Moves」(US38位)

テーマ : 洋楽CDレビュー
ジャンル : 音楽

'17 3/24 Music Chart

Billboardと自分のランキングを融合させた独自の隔週Music Chart。
カッコ内は前回の順位。<>内は順に登場回数と最高位になっています。

(1)1. Shape Of You / Ed Sheeran <6,1>
(4)2. I Don't Wanna Live Forever (Fifty Shades Darker) / Zayn&Taylor Swift <6,2>
(5)3. Bad And Boujee / Migos feat. Lil Uzi Vert <6,2>
(2)4. Chained To The Rhythm / Katy Perry feat. Skip Marley <3,2>
(3)5. I Feel It Coming / The Weeknd feat. Daft Punk <7,3>
(6)6. That's What I Like / Bruno Mars <2,6>
(8)7. Love On The Brain / Rihanna <4,7>
(NEW)8. Tunnel Vision / Kodak Black <1,8>
(11)9. Paris / The Chainsmokers <4,9>
(9)10. Bounce Back / Big Sean <4,9>


アルバムリリースの影響でEd Sheeranがポイントを伸ばし、1位の座を守りました。逆に、Katy Perryはbillboardチャートでの不振が響きポイント急落。となると、しばらくはEdの独走が続きそうかな。

8位には19歳の新人ラッパー、Kodak Blackが入ってきています。彼、この年齢にして既に何度も逮捕歴があるらしいですね。この曲の中では無実を訴えているみたいですが、保護観察を無視するなど素行の悪さは確かでしょう。過去にリリースされたミックステープやこの曲のヒットを見る限り、彼の活躍を望む声は多いようですけど、やはりこういうのがまかり通ってしまうアメリカという国もおかしなものだよなぁという気持ちも拭えません。
曲自体は中毒性高し。後日、また改めてビデオを紹介します。

そして5位のThe Weeknd(ザ・ウィークエンド)はようやくPVが公開されました。
が、正直、期待していたクオリティではないんですよね。よく言えばレトロな作風といったところなんでしょうが、それよりも安っぽさの方が気になってしまいました。モデルの水原希子が出演しているので日本でも注目を浴びる可能性はありますけど、アルバムで最も気に入っていたトラックだっただけにもう少しがんばってほしかったところ。


(NEW)11. Green Light / Lorde <1,11>
(NEW)12. Something Just Like This / The Chainsmokers & Coldplay <1,12>
(7)13. Closer / The Chainsmokers feat. Halsey <17,2>
(17)14. Can't Stop The Feeling! / Justin Timberlake <15,1>
(14)15. False Alarm / The Weeknd <11,6>
(NEW)16. iSpy / KYLE feat. Lil Yachty <1,16>
(NEW)17. Rockabye / Clean Bandit feat. Sean Paul & Anne-Marie <1,17>
(12)18. 24K Magic / Bruno Mars <11,1>
(RE)19. Castle On The Hill / Ed Sheeran <2,16>
(NEW)20. Mercy / Shawn Mendes <1,20>


11位以下は激動の週でした。半数の5曲が初登場。多すぎるので今回は2曲だけ触れたいと思います。

まずLorde(ロード)。
これまた大胆に路線を変えてきましたね。クラブ受けしそうなダンスナンバーです。最初こそ戸惑ったものの、聴くほどにクセになる楽曲でさっそく購入して聴いています。早朝よりも、仕事後にテンションを上げたい時にピッタリ。
前作は「Royals」があまり好きじゃなかったためにアルバムを聴くのも遅くなりましたが、今回はリリース前から期待値が上がっています。まぁ、自分の中では1stシングルが気に入ったアルバムほど期待外れという嫌なジンクスもあるんですけども。


そして12位には、またまたThe Chainsmokersが飛び込んできました。今度はColdplayと組んでいます。今の時代なら大型タッグと言われそうですけど、どちらも生理的に苦手な自分はやはりピンと来ませんでした。まぁ、どちらのカラーも活きてはいるので、ファンならばといったところでしょうか。

テーマ : 洋楽
ジャンル : 音楽

プロフィール

いぬふく

  • Author:いぬふく
  • 趣味は多数。テニスは主にWTA(女子テニス)、音楽はアメリカンR&BとHIPHOP、ゲームと映画、読書はジャンル問わず。
    詳しくはプロフィールページからどうぞ!
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