Qatar Total Open

 <Quarterfinals>
Karolina Pliskova(2) - Shuai Zhang 6-2, 6-0
Dominika Cibulkova(3) - Samantha Stosur 7-5, 6-4
Caroline Wozniacki - Lauren Davis 7-5, 6-1
Monica Puig - Daria Kasatkina 4-6, 7-5, 6-4

 <Semifinals>
Karolina Pliskova(2) - Dominika Cibulkova(3) 6-4, 4-6, 6-3
Caroline Wozniacki - Monica Puig 6-1, 6-2

 <Final>
Karolina Pliskova(2) - Caroline Wozniacki 6-3, 6-4


アップセットと言ってしまっていいのか難しいですが、ケルバーがカサッキナに、ラド姉はウォズニアッキに初戦で敗れてトップハーフは荒れました。二人とも、今季はどうも乗り切れませんね。クレーは苦手としているので、前半のハードコートシーズンを締めくくる3月のインディアンウェルズとマイアミで調子を上げていきたいところです。

そんな中、ボトムハーフを勝ち上がってきたプリスコワが今季2勝目を挙げています。もう一人、年始から好調だったコンタは現在故障で離脱中ですが、プリスコワは相変わらず絶好調。今季はフェドを含めてここまで15勝1敗と驚異的な勝率を誇っています。
セリーナが長年女王に君臨してきた反動か、この10年ほどはリターン力のあるプレイヤーが多くトップ10にいましたけど、彼女は同胞のクヴィトワ同様にサービスゲームを軸にするタイプ。2ndサービスやリターンゲームに課題は残るものの、ハードヒットだけでなく小技も器用にこなせるという強みもあり、全盛期のクヴィトワ並の安定感もあります。今後セリーナの座を脅かす可能性は現トップ10の中では最も高いんじゃないでしょうか。

カサッキナはケルバーに連勝したものの、アップセットを演じても後が続かないのは相変わらず。何でしょうね、昨年からヴィーナス、プリスコワ、そしてケルバーといったところを倒しているんですから、実力があるのは確かなんですけど、1年近くずっとトップ30付近をウロウロしているのは持続力のなさが原因か…。格上相手にあと一歩というところまで迫って取りこぼしているケースも何度もありますし、まずは一週間通して調子を安定させ、決勝に進出するというところが目標になりそうです。

テーマ : テニス
ジャンル : スポーツ

Fed Cup 2017 QF

チェコ 3-2 スペイン
クヴィトワとカルラ…、どちらもナンバー2を欠く布陣でしたが、そうなると手札が多いチェコの方がどうしても優位に立ちますね。全員が単複どちらでも戦える実力の持ち主で、最も若いシニアコワでさえ、スペインならナンバー2として戦えるレベル。勝敗だけなら3-2と競ったように見えますが、4試合目で決着がつき最後のダブルスは消化試合だったわけで、チェコとしては余裕のある勝利と言えるでしょう。

アメリカ 4-0 ドイツ
ドイツはケルバーが欠場。数年前ならそれでも強力な布陣を組めたんですが、ペトコにゲルゲス、リシキあたりは全員明らかにピークを過ぎており、ジークムントやビットヘフトは経験不足。一時代を築いた国が一気にパワーダウンしていくのを見るのは淋しいものです。
アメリカはW姉妹だけでなくキーズもスティーブンスも怪我で欠いたものの、全豪で覚醒したバンダウェイに加え、リスケが期待以上の活躍を見せました。ただ、準決勝でチェコと戦う際にはW姉妹かキーズのうち、誰か一人でも出場してほしいところです。

ベラルーシ 4-1 オランダ
このカードだけやたらと地味でした…。
アザレンカ不在となればバーテンス擁するオランダが有利かと思われましたが、22歳サスノビッチと18歳サバレンカが奮闘。ベラルーシを初のベスト4に導きました。率直に言うと、10年近くチームを支えてきたアザレンカが不在の間にここまでの成績を収めているというのも複雑な気分ですけど、一昨年の地域リーグから一度も敗退することなくここまで来たのは他メンバーの力もあったからで、土壌を育てるということに成功した証しと言えるでしょうね。さすがに準決勝はアザレンカの力が欲しかったところですけど、現メンバーでどこまで戦えるのか注目してみようと思います。

スイス 4-1 フランス
ベンチッチの不調が心配されたスイスでしたが、バシンスキーがコルネとムラデノビッチを倒し、踏ん張りました。これでベンチッチが復活すればヒンギス全盛期にも叶わなかった優勝にも手が届きそう。
フランスはガルシアの欠場が痛かったですね。異常なまでにフェドでの弱さを露呈するコルネを外せないくらい選手層が薄いのがツラいところです。

というわけで、準決勝はチェコvsアメリカ、ベラルーシvsスイスになりましたが、個人的には敗れた4ヶ国が戦うプレーオフの方が気になります。グループ2から勝ち上がったのはロシア、ベルギー、ウクライナ、スロバキア。ロシアはもちろん、スビトリナ擁するウクライナの存在が怖いか。入替え戦の中ではフランスvsスペインにハイレベルな試合が期待できそう。
そしてイタリアとオーストラリアはついに地域リーグ陥落のピンチ!

アジア地域リーグを戦った日本は決勝でカザフスタンに敗れました。カザフスタンはアジア枠とはいえプチンツェワやシュベドワを中心としたミニ・ロシアのような国ですから、地力はかなりあるんですよね。とはいえ、日本も土居と大坂を中心にメンバーは揃っていたわけですから、勝ち切ってもらいたかったです。

テーマ : テニス
ジャンル : スポーツ

今週のWTA (2017年2月第1週)

 <St. Petersburg Ladies Trophy>
Kristina Mladenovic - Yulia Putintseva 6-2, 6-7(3-7), 6-4


ともにツアー初優勝を懸けた決勝は、ムラデノビッチが勝利。とっくにタイトルを獲っているものだと思っていたので驚きましたが、波のある選手なので大きな勝利があっても安定して勝ちを積み上げることができていなかったんですね。そしてその間にガルシアと組んだダブルスの方が結果が出てしまったと…。今週倒したヴィーナスは全豪の疲れが残っていたでしょうし、ヴィンチはもはや全盛期の力はありませんからアップセットとは言い難いですけど、ランキングも自己最高に近い位置まで戻してきて、次に繋がるタイトルとなったはず。

個人的にはプチンツェワに勝ってほしかったところ。それでも、スヴェタとシブルコワをフルセットで下しての決勝進出は立派です。彼女のテニスは守備型で、以前プレーを見た時はポイントを取るパターンが少ないのが課題に感じたんですが、順調にランキングを上昇させているということはそれも改善されているのかな。

シブルコワは優勝すれば自己最高の3位に浮上、決勝進出でも4位に上がる予定でしたが、惜しくも届きませんでした。

 <Taiwan Open>
Elina Svitolina(1) - 彭帥(Shuai Peng) 6-3, 6-2


こちらはスビトリナが優勝。彼女以外のシード勢が大崩れで、対戦相手の最高位が彭帥の71位だったことを考えると驚きのない結果ではないものの、取りこぼしが少ないという強みをいかんなく発揮したトーナメントでした。トップ10入りまでにはあと700ポイントほどの上乗せが必要で、大舞台で結果が残せていないスビトリナにとっては楽な道のりではありませんが、故障さえなければ年内に果たせそうですね。

会場が台湾ということもあり、日本人も5人が本戦に出場。土居、奈良、尾崎が初戦を突破し、土居がベスト8入りを果たしました。ただ、ベスト8の土居も日本人二人を倒しての結果ですから、ちょっと物足りなくはあります。
一方で、奈良がヤンコビッチを破ったのは嬉しかったですね。攻守にバランスの取れたテニスをするヤンコビッチは、日本人にとっては倒しづらい相手ですから。まぁ、単純にヤンコビッチのパワーダウンが目立っているだけなのかもしれませんけども…。

テーマ : テニス
ジャンル : スポーツ

全豪オープンテニス2017 決勝

Serena Williams(2) - Venus Williams(13) 6-4, 6-4

36歳と35歳の姉妹決勝。いくらセリーナが長年トップの座に君臨しているとはいえ、この二人がGS決勝で戦うのはこれが最後じゃないでしょうか。そう思うと見慣れた対戦も以前より重みが増します。

本人たちにもその自覚があったのか、昔のような凡戦ではなく、本気でタイトルを狙っている様子が窺えました。特にチャレンジャー側のヴィーナスがいつもよりも積極的に動いていたように見えます。手の内を知り尽くした相手であり、尚且つ向こうは実力世界一ですから、いつも通りのプレーではまず勝てません。サービスやストロークのコース選択をはじめとした組み立てがいつもと違ったのも、「自分のテニスができれば勝てる」ではなく、「いかにセリーナが嫌がるテニスをするか」といった勝利への執念が感じ取れました。
ただ、新しいトライにはリスクもありますし、安定感では元々セリーナの方が上。ストロークのアウトが続きブレイクを許した1ゲームの差が勝敗を分けました。

対するセリーナは落ち着いていましたね。ヴィーナスとは違い、彼女は自分のテニスが100%できれば勝てる立場なので、かえってプレッシャーもあったとは思います。加えて久々の大舞台での姉妹対決、ヴィーナスがいつも以上に攻撃的なテニスを見せていたことに対する戸惑いもあったでしょうか。序盤、彼女にしては珍しくダブルフォールトが続くゲームがありました。しかし、大切なゲームでしっかりギアを上げてくるところは女王の貫録。競った試合になったにもかかわらず、終わってみればピンチらしいピンチはほとんどありませんでした。

勝敗がどちらに転ぶかというハラハラは最後までありませんでしたし、展開自体も想定内だったのは物足りませんでしたけど、女子テニス最高レベルのラリーが見られたのは確か。
W姉妹は日本ではいまだにハードヒッターという一言で片付けられがちで、少し詳しく書かれてもその脚力を活かしたフットワークくらいしか注目されませんけど、20年ものキャリアから来る経験や迷いのない戦略など、身体能力以外に見習う点はたくさんあると思うんですよね。シャラポワ、アザレンカ、クヴィトワといった有力選手が不在の中、まだまだこの二人がツアーの中心にいるんだということを感じた一戦でした。

これでセリーナはナンバーワンに返り咲き、ヴィーナスも再びトップ10の11位まで上がります。
ヴィーナスは現在ツアータイトルが49なので、あと1つ優勝するまでは現役を続けてくれるかな。ツアー50勝到達は直前では当然セリーナ(現在歴代5位の72勝)がいますが、その前となるとリンジー(ダベンポート)まで遡らなくてはならなくなり、歴代女王のヒンギス、エナン、キム(クライシュテルス)でも40勝そこそこということを踏まえると、長い年月を要する大変な記録であるということが解ります。ヴィーナスが元気に戦えれば記録達成も時間の問題でしょうけど、ぜひ成し遂げてもらいたいですね。

テーマ : テニス
ジャンル : スポーツ

全豪オープンテニス2017 準々決勝、準決勝

 <Quarterfinals>
Serana Williams(2) - Johanna Konta(9) 6-2, 6-3
Mirjana Lucic-Baroni - Karolina Pliskova(5) 6-4, 3-6, 6-4
Coco Vandeweghe - Garbine Muguruza(7) 6-4, 6-0
Venus Williams(13) - Anastasia Pavlyuchenkova(24) 6-4, 7-6(7-3)

 <Semifinals>
Serana Williams(2) - Mirjana Lucic-Baroni 6-2, 6-1
Venus Williams(13) - Coco Vandeweghe 6-7(3-7), 6-2, 6-3


まともに結果が追えないうちに準決勝まで終わってしまいました。

この中で最大のサプライズはルチッチの復活でしょう。8年前にドキッチが同じ全豪でベスト4入りを果たしたことはありましたが、ドキッチは曲がりなりにも世界4位まで辿り着いた選手。それに対し、ルチッチは1999年のウィンブルドンでベスト4入りの経験はあれど最高位は10代の時に記録した32位。それをまさか20年近く経って更新することになるとは…。
しかし、激戦続きで準々決勝は脚にテーピングだらけという姿。さすがにその状態でセリーナと戦うのは厳しかったかな。

バンダウェイも、ケルバーに続きムグルザも下す快進撃を見せました。昨年は芝季以外ではほとんど勝てなかったバンダウェイですが、ビッグサーバーだけに当たり始めると止まらない面も持ち合わせています。
準決勝で敗れた直後、大はしゃぎするヴィーナスの向かいで見せた無表情(直後の作り笑い)が、「ワタシがW姉妹の決勝を阻んでアメリカテニス界の世代交代を告げるはずだったのに…」と言っているかのようで頼もしく感じました。初のトップ20入りも確定させましたし、ぜひこのポジションをキープしてもらいたいところです。

最高位更新といえば、準々決勝で敗れたプリスコワもついに3位まで来ましたね。

そして、2009年のウィンブルドン以来となるW姉妹の決勝が実現しました。両者の対戦はセリーナの16勝11敗ですが、最近8回の対戦のうち7度はセリーナが制していますし、ここまでの勝ち上がりを見てもセリーナ優位は揺るがないでしょう。これだけ手の内を知り尽くした相手だと純粋に力が上の方が勝つでしょうし。
僕はいつも通りヴィーナスの応援に回ります。本当にこれがGSタイトルへのラストチャンスかもしれませんし、姉の意地も見せていただきたいし、何よりベテラン大復活のトーナメントを締め括るに相応しいように思えるんですよね。

テーマ : テニス
ジャンル : スポーツ

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いぬふく

  • Author:いぬふく
  • 趣味は多数。テニスは主にWTA(女子テニス)、音楽はアメリカンR&BとHIPHOP、ゲームと映画、読書はジャンル問わず。
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