ウィンブルドン2017準決勝

Venus Williams(11) - Johanna Konta(6) 6-4, 6-2
Garbine Muguruza(14) - Magdalena Rybarikova 6-1, 6-1


ベスト8の面子を見たところ、ヴィーナスとムグルザが決勝に進むのは実績的に順当だったとは思います。とはいえ、大会前に自動車で死亡事故を起こしたということで出場すら危ぶまれていたヴィーナスと、故障続きで調子を上げるどころか7試合戦い抜くことができるのかすら疑問視されていたムグルザでは、やはり信頼度も高くなかったというのが正直なところ。しかし、両者とも試合を重ねるごとに調子を上げていっている感じがしますね。

ヴィーナスは、地元の声援を受けて波に乗るコンタを真っ向勝負で跳ね除けました。
序盤は互角か、むしろコンタの方が攻撃性で上回る印象。ブレイクチャンスを先に迎えたのもコンタの方でしたが、そこを凌いで5-4にしたヴィーナスは直後のゲームで畳み掛けて一気にブレイク。第1セット最後の2ゲームで勝敗が決したと言っていいでしょう。
第2セットのコンタは序盤に比べると明らかに積極性が落ちたように見えます。第1セットでは13を記録したウィナーは第2セットでは7つと半減。攻撃も一本調子になりましたね。対照的にサービスが好調だったヴィーナスは、オスタペンコ戦同様にリターンダッシュを見せるなどプレッシャーをかけ続け、コンタのサービスを攻略していきました。
20年ものキャリアを誇るヴィーナスは日本ではいまだにハードヒッターと括られ、対戦経験のある選手からはリーチの長さを活かした守備範囲の広さが特長として挙げられる程度ですが、この大会で見せているような試合巧者ぶりをもっと取り上げてほしいところです。

もう1試合は、実力の差がはっきり出てしまいました。
リバリコワは4年前の東レPPOで見て、スライスを巧みに使った戦略的なテニスに魅入られたプレイヤー。手首と膝の故障で昨年は長期離脱を強いられたものの、5月に行われた岐阜と福岡のサーキットでの優勝をきっかけに調子を上げて、芝では今季これまで18勝1敗と絶好調。このウィンブルドンでも2回戦でカロリナ・プリスコワを撃破し、その勢いを維持してきました。
しかし、さすがにGS準決勝ともなると勝手が違うようで、序盤から凡ミスが目立ちましたね。特に、攻撃を仕掛けるショットでのミスが目立ちましたし、ネットプレーも中途半端でした。ようやくプレーが落ち着きだしたのは0-5とされたあたりから。スライスが機能し始め、見応えのあるロングラリーが増えてきます。
ただ、この日のムグルザは盤石。ドロップショットへの対応は最初から早かったですし、高低差のあるストロークで仕掛けられても返球がなかなか甘くなりませんでした。4回戦のケルバー戦で勝ち切ったことが自信を取り戻すきっかけになったように見えますね。
スポンサーサイト

テーマ : テニス
ジャンル : スポーツ

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

いぬふく

  • Author:いぬふく
  • 趣味は多数。テニスは主にWTA(女子テニス)、音楽はアメリカンR&BとHIPHOP、ゲームと映画、読書はジャンル問わず。
    詳しくはプロフィールページからどうぞ!
最近の記事
カレンダー(月別件数付き)
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
ブログ内検索
リンク
RSSフィード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる


いぬふくの最近観たDVD
いぬふくの今読んでる本