奇跡の海 他

グリーン・インフェルノ ★★★★★★☆☆☆☆
意識高い系の大学生たちが取材に向かう小型機が墜落、その墜落先は食人族の住む地だったというホラー…、というよりスプラッター。設定から色物かと思っていたんですが、意外と真っ当でしっかりとした作りでした。
本作の肝はやはり残虐描写。小型機墜落シーンでは木の枝が人間を貫通するわ、プロペラで吹き飛ばされるわで、掴みはバッチリ。さらに大学生たちが食人族に捕まり、一人目が食われるシーンは目をくり抜かれ、手足をもぎられるグロさに加え、塩をすり込んだり燻製にするなど必要以上な拘りを見せてくれます。悪趣味全開ですけど、食人族と聞いて興味を持った人の期待に応える内容でしょうね。
ただ、個人的には真っ当な作りだった分、この映像に慣れてからは退屈に映ってしまいました。グロいけど、怖くはありませんし。それと、続編ありきの中途半端な終わり方も嫌でした。アレハンドロには本気で死んでほしかったな~。

奇跡の海 ★★★★★★★★☆☆
ラース・フォン・トリアーの長編デビュー作。
主人公のベスは結婚したばかりだが、夫であるヤンが仕事中の事故で半身不随になってしまう。悲嘆に暮れるベスのためにヤンが要求したことは、他の男と寝てその話を自分に聞かせること。ベスは葛藤しながらも夫への愛を証明するために行動に移すことにするが…。
純粋すぎるがゆえに常軌を逸した行動に出て、悪循環に陥るのは同監督の「ダンサー・イン・ザ・ダーク」と同じで、ラストの感情移入度は満点近く。移民&盲目寸前だったセルマに比べると、こちらの主人公であるベスは同情の余地がない部分もありますし、歌の要素が入っていた分、あちらの方が感情がダイレクトに伝わってはきましたが、こちらもなかなかメンタルを抉られます。
悪い目的のために正しいと言われる行いをするくらいなら、間違っていても正しい目的のための行いをしたいという思いは僕も持っていて、それゆえに絶望的な気分にもさせられましたけど、観賞後には再び前向きにもなれました。

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テーマ : 映画★★★★★レビュー
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