全仏オープンテニス2017展望

RGで3度の優勝を誇るセリーナと2度の優勝経験があるシャラポワが不在ということで、これまで以上に本命不在と言われる今大会。ここのタイトルを持っているのはムグルザ、スヴェタ、スキアボーネの3人のみで、その3人の調子からすると新しいチャンピオンが誕生する可能性はかなり高そうです。
ドローはこちらから。

▼ケルバー(1)、クヴィトワ(15)、ストーサー(23)、ヴィンチ(31)、オスタペンコ、プイグ
いつもならこのポジションにはセリーナがいて、何だかんだ優勝候補筆頭と言っていたんですが、今回は状況が大きく違います。ケルバーは全仏ではベスト8入りしたことが一度あるものの、クレーは本来苦手としているサーフェス。優勝候補とは言えませんね。
とはいえ、クレーが得意なストーサーは相変わらず不安定だし、クヴィトワはぶっつけ本番で怪我の治り具合が全く見えません(まぁ、クヴィトワの場合、ウィンブルドンを見据えての調整という見方が正しいでしょうけどね)。大物食いできる力のあるプイグなども気になるところですが、ここは再び調子を上げてきているストーサーを推しておきます。

▼スヴェタ(8)、ウォズニアッキ(11)、バーテンス(18)、張帥(32)
う~む、この面子ならスヴェタには準決勝あたりまで進んでもらいたいところではあるんですが、期待してはいけないと自分を抑えるのに必死。対抗馬は昨年4強のバーテンスでしょうか。昨年もクレー季限定で大躍進を遂げ、その後はすっかり存在感をなくしていましたけれど、今季もマドリードベスト8、ローマベスト4、そしてニュルンベルクでは優勝、と一気に調子を上げてきました。近年では珍しいクレー特化プレイヤーだけに無視できません。

▼ムグルザ(4)、ムラデノビッチ(13)、ルチッチ(22)、プチンツェワ(27)、土居、スキアボーネ、エラーニ
ディフェンディングチャンピオンのムグルザを擁するこのブロックはなかなか曲者揃い。昨年ベスト8のプチンツェワに、ノーシードながら全仏で実績十分のスキアボーネ&エラーニなどが序盤からぶつかり合う展開になりそうです。
ただ、好調期が続くムラデノビッチを本命に置きます。不安要素といえば地元の声援によるプレッシャーか、ムグルザが4回戦までに突然復活を果たしてくるかといったところですかね。個人的にはプチンツェワに期待したいですが、さすがに厳しいか。

▼シブルコワ(6)、ヴィーナス(10)、ガブリロワ(24)、バシンスキー(30)、ゲルゲス、ヤンコビッチ、奈良
ここは予想が難しいですね。クレー向きのテニスをするシブルコワやバシンスキーは調子がなかなか上がらず、ヴィーナスは出場大会数が少なくて調整具合が見せません。まぁ、それでも本命はヴィーナスかな。今季は苦手な全豪でも決勝進出を果たしましたし、インディアンウェルズとマイアミでも安定した成績を収めました。クレーでもベスト8あたりまではいけそうな気がします。

▼スビトリナ(5)、キーズ(12)、セバストワ(17)、コニュ(29)、バーテル、ブシャール、尾崎
いつの間にか第5シードというポジションを手に入れるところまで成長したスビトリナ。GSで上位進出の経験が少ないことはネックになるものの、混戦模様の今大会では優勝候補の一角を担うことになるでしょう。
対抗馬はキーズ…ではなくセバストワか。地味すぎてほとんど話題になっていませんけど、昨年の全米オープンでムグルザやコンタを破ってから大躍進。今年もクレー季にコンタやカロリナ・プリスコワを倒していますし、上位陣にとっても侮れない存在だと思います。
尾崎は初戦でブシャールと当たることになりました。怖い相手ではあるんですけど、勝手に自滅してくれるプレイヤーでもあるので、粘り強いテニスで勝ちに行ってもらいたいところです。

▼ハレプ(3)、ベスニナ(14)、スアレス・ナバロ(21)、カサッキナ(26)、ペトコ
個人的には全仏の優勝候補筆頭に挙げたいハレプ。クレーのプレミア3大会でベスト4以上の成績を残したというのは復調をアピールするには十分です。カルラが以前の調子に戻っていない現在、このドローなら確実に勝ち上がっておきたいところ。
最大の敵はローマで痛めた右足首の具合でしょうね。出場の可能性すら50%と言っていたくらいなので、これで7試合戦い抜くのはキツそう。セリーナとシャラポワがいない中で赤土を制するのは彼女が最も相応しいと思うのでがんばってほしいんですが…。

▼コンタ(7)、ラドワンスカ姉(9)、ストリコワ(20)、ガルシア(28)、大坂、日比野、加藤
ここも荒れそうです。コンタは全仏本戦で未勝利、ラド姉は元々クレーが苦手な上に今季不調、ストリコワもクレー向きではありませんし、ガルシアは潜在能力高めですけど信頼度低め。そんな中で日本人選手にもチャンスがありそうですけど、まずは1勝を目指してほしいところ。
個人的にはやはりラド姉を応援します。珍しく故障でガッツリ休んだのがいいリフレッシュになればいいんですけどね。

▼カロリナ・プリスコワ(2)、パブリチェンコワ(16)、バンダウェイ(19)、デイヴィス(25)、サファロワ
ここも予想が難しい…。シード勢でクレーで実績があるのはパブリチェンコワくらいで、一昨年のファイナリストであるサファロワもピーク時のテニスにはほど遠い状態。
そして、この大会の結果次第ではナンバーワンの座を手にするプリスコワですが、ハードコートシーズンでは85%という驚異的な数字を誇っていた勝率が、クレーに入ると50%にまで落ちていることが証明しているように、決してベスト・サーフェスとは言えず優勝は厳しいでしょう。実力的にはそれでも2週目に残る可能性は十分にあると思いますが。

準決勝はスヴェタvsムラデノビッチ、ハレプvsパブリチェンコワで、決勝はスヴェタvsハレプになると予想します(半分は希望)。もちろんスヴェタを一番に応援しますけど、この決勝カードならハレプが勝っても素直に喜べそう。
スポンサーサイト

テーマ : テニス
ジャンル : スポーツ

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

いぬふく

  • Author:いぬふく
  • 趣味は多数。テニスは主にWTA(女子テニス)、音楽はアメリカンR&BとHIPHOP、ゲームと映画、読書はジャンル問わず。
    詳しくはプロフィールページからどうぞ!
最近の記事
カレンダー(月別件数付き)
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
ブログ内検索
リンク
RSSフィード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる


いぬふくの最近観たDVD
いぬふくの今読んでる本