ザ・ウォーク 他

マジカル・ガール ★★★★★★☆☆☆☆
余命僅かながら魔法少女になることを夢見る12歳のアリシアと、その父ルイスの奇妙な運命を描いた作品。
スペイン映画がどれもそうとは言いませんけど、やっぱりこのテイストはアメリカやイギリスでは出せないよなぁ。日本人としてはオープニング後に流れる長山洋子の「春はSA-RA SA-RA」で心奪われるわけですが、その後の展開も滅茶苦茶。
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」が代表するようなボタンの掛け違い映画は大好物なので前半はワクワクが収まりませんでしたけど、ルイスがバルバラと出会ったあたりから風向きが変わってきちゃうんですよね。バルバラに関してはとにかく説明不足。最後まで観ても理解できない部分の方が多く、そんな彼女が途中からルイスやアリシアに代わってメインになってしまうために物語に入り込めないまま終わってしまいました。
あと、ラストがブラック・ユーモアで片付けられないほどツラくてねぇ。いくら娘のためとはいえルイスに関しては自業自得なのでいいとして、アリシアに関してはもっと幸せな結末を用意してあげてほしかった…。父親からドレスをプレゼントされた時に暗にステッキまでおねだりしちゃうあざとさもあるけども、病に伏せる無垢な少女に対してこの仕打ちはありませんよ。

ザ・ウォーク ★★★★★★★☆☆☆
あらすじだけ聞いた時は3D映像で見られる綱渡りがメインのアトラクション・ムービーかと思っていたんですが、いい意味で裏切られました。予想以上に重厚な人間ドラマ。
最初に断っておくと、フィリップは決して英雄ではありません。やっていることは犯罪だし、これが実話として観ると手放しで面白いと褒める気分にはなれないんですが、ワールドトレードセンターに忍び込んで仕掛けを張る様子はまるでスパイ映画のようでスリルがありました。やっていることはともかく気持ちは純粋だし、才能もちゃんとある。なので、観賞中は不快感に包まれることが一切ありませんでした。
ただ、小さいテレビで観たせいか、映像面では思っていたほどの迫力は感じられませんでした。これはやはり劇場で、3Dで観るべきでしたね。
などといろいろ書きましたが、ジョゼフ・ゴードン=レヴィットファンとしては、フランス語を話す彼だけでも観る価値があったというもの。ジョゼフの新たな一面を発見できた作品です。
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テーマ : 映画★★★★★レビュー
ジャンル : 映画

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