2016年WTA総括(Part3)

恒例になりつつある注目プレイヤーの総評に入りましょう。今回は1~5位のプレイヤーを。
昨シーズンのトップ5についてはこちら

▼ケルバー 95点
まさかまさかの大ブレイク。意外なことにサービスゲームでもリターンゲームでもポイント取得率はさほど変わっていないんですけど、勝負強さは格段にアップし、今季対戦のなかったムグルザ以外のすべての現トップ10プレイヤーから勝利を挙げています。トップ10相手に12勝4敗という成績もナンバーワンに相応しい成績でした。
カウンターパンチャーでありながら自分からの得点パターンが増し、全体的に怖さが増した印象。ケルバーが女王になったことでラド姉、ハレプあたりは目指すテニスが明確になってきたかな。

▼セリーナ 75点
ここ数年、キャリア最高のシーズンを更新してきたのに比べると大人しい一年でしたね。それもそのはず、今季はリオ五輪を含めても8大会にしか出場していません。それでも2位に留まるのが彼女のすごいところですが、全豪、インディアンウェルズ、全仏といったビッグ・トーナメントで準優勝に終わったのは、決勝に強いセリーナとしては物足りない結果でした。

▼ラドワンスカ姉 75点
6年連続トップ10フィニッシュで、3位というのは年末ランキングとしては自己最高。クレー季と、得意であるはずの芝季はいま一つでしたが、序盤と終盤のハードコートではしっかり結果を残しました。ただ、最終戦を制したプレイヤーはいずれGSを制すという流れを今季は活かすことができず…。
プリスコワやスビトリナといったフラット系ヒッターの前には大きな壁として立ちはだかっているんですけど、シブルコワやスヴェタには相性が悪いなど、得意不得意がはっきりしているのも彼女の特徴で、そこをいかに克服するかがGSタイトルへの鍵になりそうです。

▼ハレプ 70点
昨年の2位よりは下げたものの、3年連続のトップ5フィニッシュ。ただ、ラド姉同様彼女もGSでの成績は物足りないものがありますね。
ただ、リターンゲームでの強さは相変わらず、今季は自身の2ndサービスでのポイント率がアップ(47%→50.2%)するなど評価点もあります。これはセリーナやクヴィトワに匹敵する数字で、持続できれば来季は大きなチャンスがあるかもしれません。来シーズンは2ヶ月ほど守るポイントがほとんどないので、ポイントの上積みにも期待しましょう。

▼シブルコワ 90点
ある意味ではケルバー以上のインパクトを与えてくれたのがシブルコワの活躍。ラド姉との4度の戦いはすべてフルセットに突入し、3度制するなど、インパクトの大きな試合を数々見せてきました。
そして何といっても最終戦のタイトルですね。ラウンドロビン2連敗で崖っぷちに立たされながらそこからの快進撃は、勢いに乗ったら誰も止められないシブルコワの強さを世界に知らしめた瞬間でもありました。
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