Music Review (2016年11月)

A Seat At The Table / Solange ★★★★★★★☆☆☆
前作でオールド・ソウル路線へと進み新境地開拓に成功したSolangeは、今回さらに独自の道を歩み、オーガニック・ソウルのカラーを強めてきました。Raphael Saadiqと組んだのも成功といったところでしょうか。抑えめなヴォーカルがTweetっぽいなと思っていたら、実際にTweetが2曲で参加していました。
女性の地位向上や自立などをテーマに掲げている点は姉Beyonceの最新作とも共通しているものの、異色コラボとバリエーション豊かなヴォーカルワークでアピールしていたBeyonceに比べるとそのアプローチも控えめで、大作感はない分まとまりのよさで勝負といったところ。
とはいえ、前作でいう「Cosmic Journey」のように毛色が違って耳が留まるような曲も欲しかったですね。この統一感で最後まで引っ張るにはやや個性に欠けるかなとは感じました。

◆前作の評価
「Sol-Angels And The Hadley St. Dreams」 ★★★★★★★★☆☆

「Cranes In The Sky」(US74位、US R&B28位)


Joanne / Lady GaGa ★★★★★★☆☆☆☆
Apple Musicにてデラックス盤を聴いています。
ポップ・アイコンとして君臨していたGaGaが正統派ヴォーカリストとしての一面を見せてきた最新作。元々歌唱力も評価されていましたけど、2014年にリリースしたTony Bennettとのコラボアルバムが好評だったことも後押しになったことでしょう。彼女の楽曲には面白いものがたくさんありますけど、アルバム単位での魅力には乏しいところがありましたし、特に3rdアルバム「Artpop」は迷走気味にも思えたので、この路線変更は必要不可欠だったと思います。ナチュラルメイクの彼女を見て、こんなに美人だったんだ…という気付きもありましたしね。
しかし、やはり過去作と比較すると華やかさには欠け、平凡な楽曲もちらほら見受けられます。本作のメインプロデューサーであるMark RonsonといえばAmy Winehouseが真っ先に思い浮かびますけど、ヴォーカルの魅力ではAmyに遠く及ばず、面白いコラボだと思ったFlorence Welchとの「(10)Hey Girl」もやはり相手の個性に負けています。
結局、現時点で最も気にいているというのが既聴感の強い「(4)John Wayne」というのが少し淋しいところ。

◆前作の評価
「Artpop」 ★★★★★★☆☆☆☆

「Perfect Illusion」(US15位、UK12位)
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テーマ : 洋楽CDレビュー
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