スポットライト 世紀のスクープ 他

ヴィジット ★★★★★★★☆☆☆
初対面の祖父母の元で一週間暮らす姉弟を取り巻く奇怪な現象を描いたホラー。
多くの映画ファン同様、僕もM・ナイト・シャマランには一切の期待を寄せなくなってしまった一人なんですが、今作はいい評判ばかりを耳にしていたので楽しみにしていました。まぁ、その期待を超えるほどではありませんでしたけど、低予算を逆手に取った映像の演出や緩急の付け方など、見どころは割とありました。
怖いお祖母ちゃんが登場するという点、そして恐怖の中にところどころ可笑しさが散りばめられているという点ではサム・ライミ監督の「スペル」を彷彿とさせますね。孫にオーブン掃除を頼んだ時の距離の詰め方が最高に笑えるし怖いしで、ホラーの見せ方を解っているなぁと感心してしまいます。そして終盤はしっかり怖かった…。
謳い文句ほど結末は衝撃的ではなく、当然のことながら「シックス・センス」のクオリティには遠く及びませんが、ホラー好きの人には選択肢の一つに入れておいてほしい一本です。

スポットライト 世紀のスクープ ★★★★★★★☆☆☆
最初にあらすじとキャストが公開されてから、2016年の観たい映画トップ3に挙げられるほど楽しみにしていた作品。新聞社がカトリック教会の罪を暴く、アメリカであった実話を基にしています。信仰と道徳心が問われる内容でもあり、その狭間で揺れる人々に心を寄せることができる映画でした。
「ダウト ~あるカトリック学校で~」「バッド・エデュケーション」でも同じような題材を扱っていましたけど、宗教が悪いというのではなく、神父は結婚も性交渉も不可というカトリックのシステム自体に無理があるんでしょうね。それと同時に、教育者や政治家など周りから"先生"と呼ばれる職業は、一歩間違えば非常に危険というようなことを昔母親が言っていたのを思い出しました。神父に罪はあれど、同様に彼らを崇め悪事を隠蔽する人々の罪の重さも感じずにはいられません。
ただ、期待値が高すぎたせいか、さすがに地味だろ!という気持ちで終わってしまったのは否めず。キャストも自分好みで当然みんないい演技をしているんですが、フィリップ・シーモア・ホフマン×メリル・ストリープ×エイミー・アダムスのバトルにヒリヒリした「ダウト」に比べると、想定の範疇にとどまってしまっていて物足りなさもありました。
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