2016年ウィンブルドン展望

何とか開幕に間に合ってきたかな。前哨戦をゆっくり追えませんでしたけど、とりあえず結果を踏まえての予想をしてみようと思います。
ドローはこちら(PDF版はこちらから)

▼セリーナ(1)、スヴェタ(13)、スティーブンス(18)、ムラデノビッチ(31)、ウォズニアッキ
グラフと並ぶGS22勝目を目前にし、足踏みが続くセリーナ。しかも、決勝で負けた相手がシャラポワやアザレンカでなく、まだライバルと呼べないほどの存在に力負けしたことからも、誰もがセリーナを倒すチャンスがあると思わせるには十分な試合でした。
それでも、今回も優勝候補の筆頭であることに変わりありません。スティーブンスやムラデノビッチはセリーナを苦しめるだけの力はありますが、勝ち切れるかどうか。
そしてスヴェタは初戦からウォズニアッキを引いてしまいました。今のウォズニアッキに粉砕されるのであればウィンブルドンの上位進出なんて所詮無理な話ではあるんですが、こういうどちらにも勝ってほしい…、というかどちらにも負けてほしくないという組み合わせは精神的にキツいです。

▼ヴィンチ(6)、バシンスキー(11)、パブリチェンコワ(21)、バンダウェイ(27)、プチンツェワ
ここは確実に荒れますよ。上の挙げた5人のうち、バンダウェイ以外は全員クレー向きのプレースタイルですから。4回戦のカードはバシンスキーvsバンダウェイと予想しますけど、誰が勝ち上がっても驚きはありません。

▼ラドワンスカ姉(3)、コンタ(16)、シブルコワ(19)、ガルシア(30)、プイグ、ブシャール、ルチッチ
ここはタフドローですね。ノーシードでも警戒すべき相手がたくさんいます。
ラド姉としてはこの程度のドローで躓いている場合ではありませんが、全仏、イーストボーンと雨の中断をきっかけに逆転負けを喫しているという嫌な流れがあり、雨の多いロンドンで上手く調整できるかどうかが気掛かりです。

▼ベンチッチ(7)、クヴィトワ(10)、ストリコワ(24)、ペトコ(32)、マカロワ、ピロンコワ、日比野
ラド姉ブロック以上に厳しいブロック。芝に適性のあるプレイヤーが固まっています。
今季まずまずのスタートを切ったベンチッチは故障が長引いて調整不足。プレイスメントのよさを武器に相手の時間を奪っていくテニスは芝に合っていますが、何試合も勝ち抜いていくだけのフィジカルがあるかどうか。初戦からピロンコワというのも厄介ですね。個人的にはかなり観たいカードですが…。
クヴィトワの方は今季不調で、相性のいいウィンブルドンで復活を果たしたいところでしょう。順当にいけば2回戦でマカロワ、3回戦でストリコワという曲者が待ち受けていますが、マカロワも調子を落としており、チェコ対決に滅法強いことを踏まえると、決して悪いドローではないと思います。
そして、GS3大会連続でシード選手と当たってしまった日比野ですけど、シャラポワやハレプと比べると芝のペトコは怖くないはず。中盤まで競り合って緊張感を保てればチャンスはありそうです。とりあえず地上波で久々にペトコが観られそうなのが嬉しいな。

▼ハレプ(5)、キーズ(9)、エラーニ(20)、バーテンズ(26)、オスタペンコ、フリプケンス
最近の調子でいえばキーズが有力。他のシードはみんなクレー寄りのテニスをしますしね。あとはハレプがどこまで調子を戻しているかですけど、シーズン序盤から離脱が囁かれているアキレス腱の具合はまだよくないようで、彼女の武器であるフットワークに影響が出ないかどうか心配なところです。
クレー季に覚醒したバーテンズのテニスは芝でも通用するでしょうか。オスタペンコとの初戦は面白そうです。

▼ケルバー(4)、カロリナ・プリスコワ(15)、イヴァノビッチ(23)、ベグ(25)、土居、奈良
ここはケルバーが頭一つ抜けているでしょうか。芝ではプリスコワも有力な選手で、実際に前哨戦でも3大会中2大会で決勝進出を果たすなど好調を持続していますが、何せGSではいまだ3回戦を突破できていないというヘタレっぷりを発揮しているので期待はできなさそう。逆に言えば、ここで勝ち上がれなければどこで活躍するんだというくらい条件は揃っているんですが…。
同い年の日本人二人はここに入りました。両者ともシードプレイヤーとの初戦は避けられましたし、3回戦あたりは狙えるドローなのでは?

▼ヴィーナス(8)、スアレス・ナバロ(12)、ヤンコビッチ(22)、カサッキナ(29)、ガスパリアン
ヴィーナス以外のシード勢はみんなクレー向き。とはいえ、ヴィーナスも今季はあまり結果を残しているとは言えず、荒れそうなブロックでもあります。久々に上位シードとしてウィンブルドンに臨むヴィーナスには彼女の庭で一花咲かせてもらいたいですし、カルラやカサッキナといったお気に入りもいるので、見どころは多そう。

▼ムグルザ(2)、ストーサー(14)、スビトリナ(17)、サファロワ(28)、ジョルジ、リシキ
全仏で優勝し、注目度が一気にアップしたムグルザ。ムグルザが世界的にブレイクを果たしたのが昨年のウィンブルドン決勝進出ですが、速い展開でどんどん切り返していくスタイルではなく、しっかり構えて高い打点から繰り出すストロークが武器なので、芝はさほど得意ではないように思えます。特にGSタイトルで世界中の注目を浴びる中、一ヶ月間で精神的にも調整してくるのは大変なことじゃないでしょうか。
ただ、ラッキーなことに他のメンバーもクレー寄り。シード勢よりも爆発力のあるジョルジやウィンブルドンで実績のあるリシキの方が怖い存在でしょうか。

というわけで、準々決勝予想は
セリーナvsバンダウェイ
ラド姉vsクヴィトワ
キーズvsケルバー
カルラvsムグルザ

としておきましょう。
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