全仏オープンテニス2016 決勝

Garbine Muguruza(4) - Serena Williams(1) 7-5, 6-4

うーむ、ムグルザがここでタイトルを獲るとは…。
昨年のウィンブルドン決勝進出でブレイクしたとはいえ、スペインで育ち、しっかり構えて強打するテニスが持ち味のムグルザにとってはクレーの方が戦いやすいのは明らか。チャンスがあるのなら全豪か全仏だと思ってはいたんですけど、あれから一年足らずで実現するとは本当に驚き。

と言いつつ、この決勝はハイライトでしかチェックできなかったんですが、それとスタッツを見る限りの印象では、ムグルザが攻撃的なテニスを貫いてセリーナをベースラインに釘付けにしたといったところなのかな。セリーナにしては少ないネットポイントがそれを物語っていますね。ムグルザのダブルフォールトは9つと多めですし、ウィナーとアンフォーストエラーのバランスで見てもセリーナの方が上に思えます。その中でムグルザが見せた、窮地に陥った時のどうしても欲しい1ポイントをもぎ取る勝負強さが、あのセリーナを上回ったということなんでしょう。

いずれにせよ、ウィンブルドンでGS決勝の舞台を経験したことが大いに役立ったことは確かでしょうし、アザレンカをトップに導いたサム・シュミクがコーチに就任しているのも影響していそうです。

これで全米から3大会連続で新チャンピオンが誕生したことになりますが、大きな違いはその年齢。2011年のウィンブルドンでは当時21歳のクヴィトワが、2012年の全豪では22歳のアザレンカが優勝しましたが、20代前半のプレイヤーがGS初タイトルを獲得するのって、それ以来ですよね。そのために一躍次期女王候補と目されるようになりました。個人的には、まだまだ彼女の調子には波があるので、ナンバーワンに君臨するにはまだ時間が必要だとは思いますけど、改めて振り返ってみたらこの10年で現れた女王候補の中でサービスから主導権を握ることができるプレイヤーは彼女とクヴィトワくらい。大器の予感を漂わせていたクヴィトワの方は持病の喘息なども影響し5年間停滞し続けていることを踏まえると、ムグルザに注目が集まるのは必然なのかもしれません。
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