ぐるりのこと。 他

ぐるりのこと。 ★★★★★★★★☆☆
90年代を舞台に、夫婦の絆を描いたヒューマン・ドラマ。下ネタ満載の会話もリアルで可愛げがある内容で、毎日毎日ドラマチックなことが起きるわけではないけど、長年連れ添った夫婦にはそれぞれのドラマが存在するということがひしひしと伝わってきて胸に沁みてきます。ゲイである橋口監督がここまで夫婦というものを肯定的に描けるということが、とても美しいものに思えました。
夫は法廷画家になったこともあり、90年代の事件をモチーフにした裁判シーンも登場し、その時代背景も垣間見えますし、法廷では橋口亮輔作品でお馴染みのキャストが登場するのもお楽しみの一つ。特に、加瀬亮は一瞬誰だか判別できなかったほどの怪演でしたよ。
木村多江とリリー・フランキーという地味な二人が主演を務めているということで、観るのを躊躇していたところもあったんですが、橋口亮輔監督の「恋人たち」を観るまでには…ということで今さらながら観賞。未見だったらぜひとも一度は触れてもらいたい作品です。

◆橋口亮輔監督作品の評価
「ハッシュ!」 ★★★★★★★☆☆☆



バケモノの子 ★★★★★★★☆☆☆
映像の進化とは対照的に細田色はどんどん薄れ、まるでジブリと思いながら観賞してしまいました。万人受けするキャラクターデザイン、親子の愛情など、前作「おおかみこどもの雨と雪」を踏襲した作りで、既視感が強すぎるような気がするんですよね。個性的な熊徹の魅力が伝わってきづらいのも一因。「時をかける少女」なんか、ジブリとの差別化も図りながら大人が切なくなれる究極の青春映画だっただけに、非常に残念でした。本作でも成長して東京に戻ってきた九太が女子高生に淡い恋心を抱くシーンは素晴らしかったですし、この人にはもう一度本腰を入れて、甘い青春ラブストーリーを真っ向から描きに行ってもらいたいところです。
決して悪い内容ではないので、
気になる方はまず「おおかみこども~」の方からどうぞ。

◆細田守監督作品の評価
「おおかみこどもの雨と雪」 ★★★★★★★★☆☆
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ジャンル : 映画

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