Fed Cup 2016 QF

▼チェコ 3-2 ルーマニア
ディフェンディングチャンピオンのチェコはサファロワが不在ながらクヴィトワとカロリナ・プリスコワら強力な布陣で勝負。エース、クヴィトワがシングルスで2敗と大ブレーキになってしまったものの、プリスコワが初日にハレプを破り、ラストのダブルスも制する殊勲を挙げ、勝利に貢献しました。
プリスコワのフェドでの成績は単複合わせてこれまで7勝1敗。唯一の敗戦もシャラポワ相手ですし、申し分ない成績と言えます。チェコの強さはまだまだ続きそうですね。

▼スイス 3-2 ドイツ
昨年躍進したベンチッチとバシンスキーをシングルスに、そしてミルザと組んで連勝街道を突き進むヒンギスをダブルスに起用したスイスの強さが光るゲームでした。中でも1セットも落とすことなく単複で3勝を挙げたベンチッチには、18歳にして既にエースの風格が漂っています。半面、今季スタートから躓いているバシンスキーは心配なところ。
ドイツはケルバー以外のメンバーがやや伸び悩んでいる印象ですし、昨年優勝を逃したのは相当痛かったですね。

▼フランス 4-1 イタリア
奇しくも昨年と同じ組み合わせになったヨーロッパ強国対戦でしたが、勝敗も同じようなものに。
ムラデノビッチもガルシアも国を背負うにはまだ信頼性に欠けますが、バルトリ引退後、ようやく若手が伸びてきたなと思えました。
対するイタリアは2010年以降4人のGSファイナリストを輩出し、一時はフェドも制したものの、遅咲きが多いためかピーク期が短いのが残念。今後をジョルジに託すにはあまりにも重すぎます。エラーニがあと何年踏ん張れるかな。

▼オランダ 3-1 ロシア
今週最大の番狂わせがこれ。
シードが付いた国が対戦する可能性があったのは、ハレプ擁するルーマニア、昨年一気に層を厚くしたスイス、地味ながらガルシアとムラデノビッチが成長中のフランスといった強豪揃いで、目立ったプレイヤーのいないオランダとの対戦になったロシアは最もラッキーだったと思います。
しかし、初日にマカロワがバーテンズにストレート負けを喫すると、続きスヴェタもファイナル8-10で敗戦。2日目も、疲れが残るスヴェタは精彩を欠き、3連敗でロシアの敗退が決定してしまいました。
ロシアは4番手のカサッキナですら63位、しかもサーフェスを選べる自国開催でトップ100プレイヤーのいないオランダに完敗を喫するなど、思いもしていませんでした。オランダの勝利確定後のシンと静まり返った会場は見るに堪えない光景でしたし、ロシアのフェド史においても最も屈辱的な敗戦の一つに数えられるんじゃないでしょうか。

というわけで、準決勝は
チェコvsスイス
フランスvsオランダ

になりました。そしてワールドグループの入替え戦は、
ロシアvsベラルーシ
スペインvsイタリア
ルーマニアvsドイツ
オーストラリアvsアメリカ

ということに…。再びホームとなったロシアにはアザレンカ対策として何としてもクレーコートを用意して迎えてもらいたい!

地域リーグを戦っていた日本は、決勝で台湾に敗れワールドグループ2の入替え戦の出場権を逃しました。土居が不在、奈良も故障していたようですが、トップ100プレイヤーを3人も揃えた国がアジアでこの内容というのは正直情けないです。ラウンドロビンは1位通過だったとはいえ初戦のウズベキスタンの200位台のプレイヤーにシングルスで2敗を喫しましたし、ランキングでは国内最上位の日比野も格下相手に1勝3敗と散々でした。ま、日比野はこれからの選手でしょうし、大坂のように若い選手も育っていますから、来季はふんどしを締め直して臨んでもらいたいところです。
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テーマ : テニス
ジャンル : スポーツ

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ほんとにお久しぶりです

もう2月も半ばを過ぎましたが、今年初めてですね。おめでとうございます(^^;

FED CUPではロシアとドイツの敗退が驚きでしたね。
フランスは昨年に続き、ガルシアとムラデノビッチだけで勝ちました。

全豪ではAndyはやっぱりジョコには勝てませんでしたが、決勝まではいけました。

両方を考えると、Amélieコーチはやっぱり良いんでしょうね。
体系はすっかりオバサンいえお母さんになってますが
やっぱりカッコイイv-238
ミスキナも出産してますが、相変わらずスリムで
現役の頃よりきれいになったように思います。

オーストラリアのキャプテンはアリシア・モリクと
うれしい顔ぶれです。
オーストラリアと言えば、サム!
彼女の筋肉は、もう男子顔負けですね。

で、FED CUPでフランスのSFの相手はオランダ。
勝てそうな気がしますが、ロシアを破って勢いありますから
そういう相手にコロッと負けるのがフランスなので、安心はできません。

SFはたぶんWOWOWでやってくれると思うので
期待しておきます。

こちらこそ

お久しぶりです&今年もよろしくお願いします。

フェドのフランスは、まだまだ発展途上ながら若い力が伸びてきたなという安心と、コルネは結局エースとして活躍できずに世代交代を迎えつつあるなという淋しさが同居していました。
今年はチェコとスイスの層の厚さが光りますけど、クヴィトワが今の調子だとどの国にもチャンスが出てきそう。
フランスは若手二人がダブルスでも結果を出しているところが強みですね。

ミスキナは化粧映えする顔というのもあるんでしょうが、確かに引退後の方が美人に見えます!
まぁ、アメリーが女性的なスタイルになっても違和感ありそうなので(笑)、ガッツポーズが似合う今のかっこいい路線で歳を重ねていってもらいたいところ。
しかし、オーストラリアのキャプテンがモリクだったのは初めて知りました。
フェドやデ杯のキャプテンに興奮できるのは、ファン歴の長い人ならではですね。
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いぬふく

  • Author:いぬふく
  • 趣味は多数。テニスは主にWTA(女子テニス)、音楽はアメリカンR&BとHIPHOP、ゲームと映画、読書はジャンル問わず。
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