全豪オープンテニス2016 準々決勝、準決勝

 <Quarterfinals>
Serena Williams (1) - Maria Sharapova (5) 6-4, 6-1
Agnieszka Radwanska (4) - Carla Suarez Navarro (10) 6-1, 6-3
Angelique Kerber (7) - Victoria Azarenka (14) 6-3, 7-5
Johanna Konta - Shuai Zhang 6-4, 6-1


トップハーフの結果は予想通りですが、ボトムは意外な結果に…。

過去アザレンカに全敗だったケルバーが、ストレート勝ちを収めたのには驚かされました。特に第2セット2-5とされ、何度もセットポイントを握られながらの攻撃的なプレーは圧巻。1ポイントも失えない場面でスーパーショットを生み出せるのは運もあるんですが、敗れても攻撃的な姿勢を崩さなかったブリスベン決勝の経験が活きたと言えそうです。ファイナルに縺れ込めば勢い的にも相性的にもグッとアザレンカが優勢になったでしょうから、あれはまさに新星ケルバーを証明するに相応しいラスト5ゲームでした。

そして、初戦でハレプを下す金星を挙げた張帥の快進撃はここでストップ。一昨年は30位までランキングを上げていた彼女も、昨年はトップ100から転落し、引退も考えたそう。全米のペンネッタ同様、追い込まれた状況で強さを発揮した形となりましたが、これで新たな目標が見えたかもしれませんし、まだまだがんばってもらいたいところですね。

 <Semifinals>
Serena Williams (1) - Agnieszka Radwanska (4) 6-0, 6-4
Angelique Kerber (7) - Johanna Konta 7-5, 6-2


シャラポワもラドワンスカ姉も、結局セリーナの牙城を崩すには至らず、それどころか軽く捻られた感じ。勢いのある若手と経験豊富なトップ5、どちらが挑んでもワンサイドのスコアになるんですから、今のセリーナには全く死角がありません。サービスエースを量産したり、突出してすごい数字を残しているわけではないんですが、対戦相手によるムラもないので、それだけ安定した状態で戦えているという証拠なんでしょう。

そのセリーナへの挑戦権を得たのはケルバーでした。彼女にとってはセリーナに並ぶ難敵だったアザレンカを突破したことで決勝進出が一気に近づいたわけですけど、そのプレッシャーに潰されないのがトップ10としての経験を積んできた強みですね。
とはいえ、ヴィーナスやマカロワを下してのベスト4ですから、コンタの快進撃も立派。ただ、マレー頼みになっていたイギリステニス界から久々に現れた女子のGS4強が、ワトソンでもロブソンでもなくコンタだったというのは、失礼ながらかなり意外でした。

最後に決勝戦の展望ですが、セリーナ優位は揺るがないでしょう。両者の過去の対戦はセリーナの5勝1敗。唯一の敗北を喫している2013年はウォズニアッキにも土を付けられていたことから、セリーナは守りの堅いプレイヤーに弱いのでは?という見方をしていたのも今は昔。結局、大舞台で相手が強くなるほど本領を発揮する彼女をGSで倒したトップ10プレイヤーを探すと、2011年全米(ストーサー)まで遡ることになります。
ただ、鉄壁の守りを武器にしたウォズニアッキや、いなし型のラド姉と比べると、カウンターパンチャーであるケルバーは攻撃力もそれなりに高いですから、ストローク戦でコースを変えながら相手のリズムを乱すことができればチャンスが出てくるかもしれません。初めてのGSファイナル、当然緊張もするでしょうが、負けて当たり前という状況で挑めるのはある意味やりやすいんじゃないかな。逆に、序盤で突き放されてセリーナが安定モードに突入するとワンサイドに陥ってしまいそうな気もします。
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