ぼくたちの家族 他

映画 深夜食堂 ★★★★★★★☆☆☆
TBSで放送されていたドラマの映画化。マスターの小林薫をはじめ、店の常連は継続出演で懐かしい世界観は健在。高岡早紀、筒井道隆といったゲストも作品にマッチしていますね。ただ、ゲストとしての比重はその二人よりも多部未華子に割かれています。多部未華子のエピソードでは余貴美子の存在もいいですね。
はっきり言って、一つ一つのエピソードは大したことありません。だから、正直、通常の尺の方が観やすかったし、長くしても2時間ドラマで気軽に観たかったという思いもあります。それでも、映画の中でみんな生活している、それぞれの人生があると感じさせてくれる空気感は本作ならではで、最後まで腰を据えて観たくなる魅力は備えていました。映画館で観ていたら物足りなかったかもしれませんが、DVDで観る分には満足度が高いはず。

ぼくたちの家族 ★★★★★★★☆☆☆
熟年夫婦と息子二人という4人家族に突然下される、母親の余命一週間宣告。狼狽える中で母親の借金、さらには父親の会社が抱える莫大な借金まで露呈して、一家は身動きの取れない状態になっていく。
というわけで、石井裕也監督作品にしてはコミカルな要素が限りなく少ないです。長男の浩介(妻夫木聡)は生真面目で過去に引きこもり経験あり、次男の俊平(池松壮亮)はお調子者で親の脛をかじっている有様。頼りなくて到底再生できないように思われる一家が、少しずつの前進で事態が好転していくわけですが、この"少しずつ"という点がものすごい説得力を持っていて面白いですね。美談に終わりがちな普通の難病モノとは一味も二味も違う印象を受ける映画になっています。ただ、石井監督の老練な技術が光る一方、「舟を編む」ほどこちらの想像力が入り込む余地がなく、そこは大きな不満点でした。
個人的には年齢も家族内の立場も近い浩介に感情移入して観ていましたし、妻夫木くんの存在感も光っていましたが、やはり池松壮亮の演技は特に素晴らしかったように思います。

◆石井裕也監督作品の評価
「舟を編む」 ★★★★★★★★★☆

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テーマ : 日本映画
ジャンル : 映画

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