Music Review (2016年1月)

1000 Forms Of Fear / Sia ★★★★★★★★☆☆
Rihannaの「Diamonds」やBeyonce「Pretty Hurts」といった楽曲を手掛けたことや、David GuettaやFlo Rida曲の客演で知名度を上げたSiaですが、実はキャリアは非常に長くてこれが6枚目のアルバムのようですね。
僕はどうにもポップアルバムというものを過小評価しがちな面があるようで、PVを含めた「(1)Chandelier」に衝撃を受け、続くシングルたちも気に入っていたにもかかわらず、アルバムにはなかなか手が出ませんでした。
しかし、迷っていたことを深く後悔…。秀逸なポップアルバムでありながら、心が揺さぶられるソウルアルバムになっていて、非常に奥深いです。力強さと繊細さが同居したハスキーなヴォーカルも、ダークな詞とマッチしていて素晴らしい。「(3)Burn The Pages」の出だしで披露する、Lily Allenかと間違うようなキュートなヴォーカルからも、彼女の引き出しの多さを感じられますね。ただ、ロック色の強い「(5)Hostage」だけは浮いてしまって好きになれませんが…。
PVに登場する11歳のMaddie Zieglerや、顔出しNGのライヴ・パフォーマンスなどのインパクトを上回ってくれるアルバムの完成度。間もなくリリースされるニューアルバム「This Is Act」も楽しみです。



「Chandelier」(US8位、UK6位)


Fetty Wap / Fetty Wap ★★★★★★★☆☆☆
片目のラッパーというインパクト、そしてそれ以上に「(1)Trap Queen」の中毒性で一躍トップスターの仲間入りを果たしたFetty Wap(フェッティ・ワップ)。後続のシングルもヒットしていたので良曲揃いなのは想像できましたが、期待を裏切らないクオリティ。デビュー作にしてこのまとまりのよさ、大物感も十分漂っています。シングルとして聴いてもピンと来なかった「(3)679」、「(7)Again」、「(8)My Way」の3曲もアルバムの中での据わりもよく、耳にもスッと入ってきました。
ただ、個人的にはもう少しパンチの効いたトラックが用意されていると思っていたので、まとまりのよさが物足りなさに繋がったりも…。ここ1~2年でデビューしたMCとしては一歩リードした形ですけど、Kendrick LamarやDrake、そして2月に新作を控えるKanye Westらの域へ達するにはもう少し武器が欲しいところです。まぁ、トリッキーな曲が少ない分、聴き込むことで魅力が理解できる部分があるのかもしれません。



「Trap Queen」(US2位、UK8位)
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