2015 BEST MOVIE

今年の観賞数は44本。上下巻に分かれたDVDを2本とカウントし、再観賞分も含めると51本でした。映画館での観賞は5回(前年度比+2)、観劇は3回(前年度比-1)なので、全体的には昨年、一昨年と同程度。個人的にはこれくらいがベストなペースだと思っています。

1. マッドマックス 怒りのデス・ロード
至るところで年間ベストに挙げられているので倣いたくはないんですけど、冒頭からラストまでこれほどテンション高くいられた映画は他に思い付かないので、1位に置かざるを得ません。
滅茶苦茶な世界観の中に置かれても全く違和感が生じない説得力。大迫力のアクションと狂ったBGMに包まれて、観賞後はいい意味で馬鹿になれる作品でした。こう見えて意外と残酷な描写が少ないので、敬遠している人もまずは最初の30分だけでいいから観てほしい!



2. ゴーン・ガール
婚期が遠のく恐怖映画。黒さ全開の妻と、不甲斐ない夫にイライラしつつも、心のどこかで興奮を抑え切れずにいる自分がいました。
最近は佳作は出しても何度も観たくなるほどの作品にはならなかったデヴィッド・フィンチャー監督ですが、今作は「ファイト・クラブ」以来の傑作と言っていいでしょう。

3. バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
一回目は劇場観賞のプラス査定もあったのか、ブルーレイを買って観返してみたら一回目ほど楽しめなかったので若干評価を落としましたが、内容的には自分の好みドンピシャでした。好き嫌いは分かれそうですが、ワンカットと思わせる撮影方法と気分を高揚させるジャズドラムが作品の価値を高めていたと思います。

4. her / 世界でひとつの彼女
結末は残念でしたけど、そこに至るまでの雰囲気は最高でした。ユルいけど繊細なホアキン・フェニックスも、声だけなのにセクシーさ全開のスカーレット・ヨハンソンも素敵で、切なくも温かい気分になれる作品。

5. アバウト・タイム ~愛おしい時間について~
気恥ずかしくなるほどキラキラしたラブストーリーなのに、好きにならずにいられないリチャード・カーティスのパワー。トップ10の他の面子を見ても解る通り、普段はダークな世界観を好む傾向があるんですけど、これなら女性にも安心して薦められそうです。

6. セッション
音楽を題材にしたスポ根映画。マイルズ・テラーとJ・K・シモンズのぶつかり合いがゾクゾクするほど緊張感に満ちていて、同時にそこから発せられる熱にうっとりさせられました。

7. それでも夜は明ける
正直、これがオスカーの作品賞を取ったのはテーマの社会性によるものだと思います。日本人では本作の価値は十分に感じられないかも。それでも、脇を固める豪華キャストが期待通りの演技を見せてくれ、時代背景をよく知らなくても楽しめる映画にはなっています。

8. 鑑定人と顔のない依頼人
派手さはないものの、謎を振りまきながら観客に推理させる余裕を持たせた良作。ジェフリー・ラッシュがいいのはもちろんですけど、やっぱりジム・スタージェスが好きだということを再確認できたという意味でも観てよかった作品でした。

9. アメリカン・スナイパー
ベン・アフレックの後を追うように年々役者として存在感を増すブラッドリー・クーパー。クリント・イーストウッドとの相性も問題なし。戦争を大きく描くのではなく、一人の男の生き方を通して命を奪うことの残酷さを見せたという点も気に入りました。「セッション」と並ぶ、今年の息が詰まる映画トップ2。

10. ミッション・インポッシブル/ローグ・ネイション
前作超えはならずとも、武器であるサービス満載のアクションシーンは衰えを知らず、いつまで経ってもおじさん化しないトム・クルーズにも圧倒されました。ただ、次回作はぜひジェレミー・レナーにも見せ場を!

邦画のトップ5は、
1. 思い出のマーニー
2. WOOD JOB! 神去なあなあ日常
3. 小さいおうち
4. ジャッジ!
5. 映画 深夜食堂
でした。
年間ベスト10に4本もランクインした昨年から一転、今年は不振でした。上に挙げた5作品は面白かったんですけど、観賞後に残る作品はなくオススメ度は低め。

続いて部門賞。
<アクション、SF>マッドマックス 怒りのデス・ロード

<ドラマ>バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)

<ラブストーリー>her / 世界でひとつの彼女

<サスペンス、ホラー>ゴーン・ガール

<コメディ>WOOD JOB! 神去なあなあ日常

矢口史靖監督らしい気軽に楽しめるコメディ。「ウォーターボーイズ」などと比べると地味な題材も、染谷将太と伊藤英明をキャスティングしたことで一気に魅力アップしましたね。

<アニメーション>思い出のマーニー
序盤の静かすぎる展開も、後半の盛り上がりで一気に取り返した印象。観賞後の感動は「アバウト・タイム」に匹敵します。

<外国語映画>鑑定人と顔のない依頼人

<映像>グランド・ブダペスト・ホテル
時間がない中、無理矢理観たので、ウェス・アンダーソン監督の作り出す世界についていけない部分はあったものの、独特な色使いやキャラクターの表情など見どころはたくさんありました。

<音楽>マッドマックス 怒りのデス・ロード
この作品を支えていた魅力の一つに音楽があります。劇中では火炎放射ギターなども登場し、視覚的にもBGMを楽しめるようになっていたのも好感度アップに繋がりました。「Escape」は今年のベストトラックでしょう。
次点は「LIFE / ライフ」。

<主演男優>ホアキン・フェニックス(her / 世界でひとつの彼女)
ブラッドリー・クーパー(アメリカン・スナイパー)と迷ったものの、いかついイメージの強かったホアキンの新たな一面が見られたというところを評価しての選出。

<主演女優>ケイト・ブランシェット(ブルージャスミン)
この部門はやや不作でした。いいと思った女優は揃って助演扱いでしたし。
そんな中、イタい女を演じて必要以上に痛々しくなっていたケイト・ブランシェットがひと際印象に残っています。

<助演俳優>ジェニファー・ローレンス(アメリカン・ハッスル)
J・K・シモンズ(セッション)と迷いましたが、やはりあの歌唱シーンを見せられたらジェニファー・ローレンスに惚れないわけにはいきません。他のキャストがどこか仮装感が拭えなかった中、彼女は全く違和感なく溶け込んでいたことも選出の理由です。
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