2015年WTA総括Part3

昨年のようなペースで更新できなかったので、ここから一気に進めていきます。まずはトップ5プレイヤーの一年から。
Part2はこちら

昨年の記事はこちら。
Part3
Part4

▼セリーナ 95点
34歳にして進化を続けるセリーナ。ベテランらしく出場大会数を絞った分、狙ったタイトルは高確率で奪っていき、3年連続で年間1位の座に就きました。
唯一悔やまれるのは全米準決勝でヴィンチに負けたことでしょうね。年間グランドスラムという大記録が懸かった舞台で、これまで1セットも奪われたことのなかった相手に敗れたわけですから。その敗戦後、一足早くシーズンを終えたのも故障のせいだけではないような気がします。

▼ハレプ 75点
ハレプは2年半前のブレイク以降、一度も大きな壁にぶつかることなくステップアップしています。昨年の3位からさらにランクを上げ、今季は2位で終了。
とはいえ、GS決勝進出なしというのはセリーナの対抗馬としては物足りない成績。相手の1stサービスに対してのポイント獲得率はエラーニに次いで2位にいながら、自らの1stでのポイント獲得率はトップ20にも入っていないなど、課題は明らかです。サービスは体格による差が最も出やすいショットなので厳しくもあるでしょうが、せめて今年は136:214だったサービスエースとダブルフォールトを同じくらいの数まで持っていけたらセリーナとも同等の戦いができるはずです。

▼ムグルザ 90点
昨シーズンからその能力の高さは見せていましたけど、まさかこんなに一気にブレイクするとは…。最も相性が悪いと予想していたウィンブルドンで決勝進出したのは大きなサプライズでした。大舞台でブレイクした選手にありがちなプチスランプも経験しましたが、アザレンカをトップに導いたサム・シュミクをコーチに就け武漢で復活。
来季はさすがに研究されて苦しむと予想しますが、スペイン人プレイヤーには珍しくサービスを軸にした攻撃的なテニスができますし、カウンターショットを磨けばハレプより早くビッグタイトルを手にするかも。

▼シャラポワ 70点
ウィンブルドン後に故障で長期離脱したためランキングは4位に落としましたが、ツアー2勝に全豪の決勝進出、対トップ10で75%の勝率を誇るなど、今季もセリーナに次ぐ力を見せた一年でした。
時折ダブルフォールト病を発症するためサービスが弱点と思われがちですが、実はサービスゲームのポイント獲得率もセリーナに次いで2位なんですよね。観戦している者も震えさせるメンタルも健在ですし、リオ五輪で生涯ゴールデングランドスラムを賭けたセリーナとの頂上決戦をぜひ実現してもらいたいところ。

▼ラドワンスカ姉 75点
前半は、らしくない負け方が続き、トップ10落ちも経験しましたが、ウィンブルドンでベスト4入りし東レPPOの優勝で完全復活。秋だけで3タイトルというのは文句なしの成績でしたし、自身最大となる最終戦のタイトルは格別だったことでしょう。
パワーに劣るプレイヤーでありながら、サービスゲームのポイント率も悪くない(ムグルザやヴィーナスより上)のが彼女の強み。
ボールが高く弾み、速い展開が難しいクレーでは期待できないかもしれませんけど、得意の全豪やウィンブルドンでGS初タイトルといきたいですね。
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