Purpose / Justin Bieber



デビュー作からはThe-Dreamプロデュースのティーン・ポップ「Baby」、続く2ndアルバムからはZeddプロデュースの「Beauty And A Beat」など、若いアーティストらしい煌びやかな楽曲が耳に留まりましたが、問題行動などで世間を騒がせた後にリリースした今作で見事に脱アイドルを果たせた形でしょうか。楽曲のインパクト、キャッチーさは薄れたものの、統一感なら過去最高。まだ21歳、そしてオリジナルアルバムとしては前作から3年半ものブランクがあるとは到底思えない、方向性の定まった作品に仕上がっています。

それに貢献しているのがSkrillexとDiploのユニット、Jack Ü。彼らの「Where Are Ü Now」にJustinが参加していたことでこの「Purpose」の方向性は少し見えていましたけど、2ndシングル「(4)Sorry」は両者の個性が最高の形でぶつかり合ったキャッチーな1曲で、一気に心を掴まれました。さらに、単体では地味に思えた「(2)I'll Show You」も、アルバムの導入としては素晴らしい音世界。Justinのヴォーカルも明らかに以前より繊細さが増しました。

しかし、「(6)Company」以降はやや失速。ヒップホップアーティストを招いた楽曲がメインとなっている中盤ですが、どれも似通っていて面白味を感じられませんでした。同じようにラップをフィーチャーした曲なら、デラックス盤ボーナストラックでNas参加の「(16)We Are」の方が好み。
Ed Sheeranとの共作である「(5)Love Yourself」や、アルバムタイトル曲「(13)Purpose」のようなアコースティックな楽曲を要所に挟むなど、バラエティに富んだアルバムにはなっているんですけど、Jack Ü提供曲が予想外によかったので、もう少しこの組み合わせを楽しみたかったところです。
というわけで、やや厳しめですが星7つ。

★★★★★★★☆☆☆

◆前作の評価
「Believe」 ★★★★★★★★☆☆

「Sorry」(US2位、UK1位)。ジミー・ファロンの番組でのパフォーマンスです
スポンサーサイト

テーマ : 洋楽CDレビュー
ジャンル : 音楽

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

いぬふく

  • Author:いぬふく
  • 趣味は多数。テニスは主にWTA(女子テニス)、音楽はアメリカンR&BとHIPHOP、ゲームと映画、読書はジャンル問わず。
    詳しくはプロフィールページからどうぞ!
最近の記事
カレンダー(月別件数付き)
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
ブログ内検索
リンク
RSSフィード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる


いぬふくの最近観たDVD
いぬふくの今読んでる本
いぬふくの今やってるゲーム