Revival / Selena Gomez



まずは、これはちゃんと確認しなかった自分が悪いんですが、「The Heart Wants What It Wants」が未収録だったことが残念。先行シングルのこれと「(6)Good For You」を気に入って購入を決意しただけに、かなりガックリきました。あちらは昨年リリースされたベスト盤に収録済だったんですね。

難病に苦しんでいたのを告白したことや、その2曲のイメージが強かったことによって、落ち着いて内省的なアルバムになっているんじゃないかという予想は見事に覆されました。
トラックは意外とアップ率高め。Benny BlancoやMax Martinら、ポップス畑のプロデューサーとともにRock MafiaとHit-Boyといったヒップホップ勢も前作よりも関与の比重が増しています。(6)でA$AP Rockyのラップを挟んできたあたりも新たなチャレンジと言えそう。しかし、にもかかわらずヒップホップ色はあまり強く出ていないんですよね。むしろ、「(10)Body Heat」以降はラテンのリズムが強まってきています。一瞬ShakiraかJennifer Lopezかと思うような粘り気のあるヴォーカルは前半とは違う世界を作り上げていますし、彼女たちのようにお色気全開ではなく、清楚な中から滲み出てくる色気が表現されているという点でSelenaらしい個性が出ていました。

ただ、ラテン・フレーバーを注入したトラックの大半が海外ではデラックス盤にしか収録されていないところを見ると、新境地を開拓することにまだ消極的にも思えますし、アルバム全体でとっ散らかった印象を受けてしまうのも事実。そして、様々なタイプの楽曲を揃えたにもかかわらず単調に感じてしまうのも大きなマイナスでした。
今回、ヴォーカリストとしては格段に成長したことを証明できたんですから、次回作は音のテーマも絞ってよりアグレッシブなアルバムを作ってもらいたいところです。

★★★★★☆☆☆☆☆

◆前作の評価
「Stars Dance」 ★★★★★★★☆☆☆

「Same Old Love」(US16位)
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テーマ : 洋楽
ジャンル : 音楽

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