BPN Paribas WTA Finals Singapore

 <Semifinals>
Agnieszka Radwanska (5) - Garbine Muguruza (2) 6-7(5-7), 6-3, 7-5
Petra Kvitova (4) - Maria Sharapova (3) 6-3, 7-6(7-3)

 <Final>
Agnieszka Radwanska (5) - Petra Kvitova (4) 6-2, 4-6, 6-3


セリーナ不在、シャラポワもウィンブルドン以降まともに戦えていないことを考えると、混戦になることは予想できましたが、まさかここでラドワンスカ姉がタイトルを獲るとは!

ラウンドロビンはシャラポワとムグルザが各グループを全勝で首位通過。残りは全員1勝2敗で並び、セット率でラドワンスカとクヴィトワが2位通過を決めました。
こうなると全勝の二人が決勝に進むのが順当かつ納得の結果に思われましたが、そうならないのが今季の女子テニス界の混沌を象徴していますね。

ムグルザに今季4戦全敗だったラド姉は、最後の最後でようやく一矢報いることができました。
そして決勝でも相性が悪かったクヴィトワも撃破。これは本当に我慢の一戦でした。クヴィトワは勝手に自滅してくれることも珍しくないのに、一旦調子が上がり出すと手が付けられないくらいスーパーショットを連発してくる(しかもその時間が意外と持続する)というタイプなので、安定型にとっては組みづらいタイプだと思うんですよね。第1セットを先取し、2セット目もリードしていたところからクヴィトワが復活し、まくられた時には完全な負けパターンだと感じました。とにかくファイナルセット0-2から1ゲーム奪い返せたのが大きかった…。クヴィトワがゾーンに達しなかったのにも助けられましたけど、精神的に粘り強くいられたのが最大の勝因でしょう。勝利後の涙、東レPPOでの優勝時にも涙を見せてはいましたが、今季前半がどれだけ苦しかったか、そしてそれを乗り越えた喜びを物語っていました。
GSで優勝経験のないチャンピオンは2005年のアメリー以来。しかしそのアメリーも、その前のキムやノボトナも、みんなその後にはGSを制しており、その点でもラド姉にとっては大きなタイトルだったと思います。唯一残念なのは、僕が観戦できた第2セット途中から第3セットの序盤まで、2ゲームしかラド姉が奪ったのを観られなかったこと。画面から離れて食器を洗っている間に逆転勝ちしていましたよ。

敗れたクヴィトワもGSで存在感がなかった分を取り戻せたと思いますし、準決勝で敗れたムグルザも終盤の強さがフロックではないことを証明し、シャラポワも復調をアピールしてきました。初出場のペンネッタやサファロワも記念すべき1勝を挙げました。全体的には出場選手が達成感と課題を得て終われた大会になったんじゃないでしょうか。
お気に入りばかりのグループに入ってしまったのが残念だったハレプは、今季もセリーナとシャラポワの壁は崩せませんでした。連戦による疲労や故障など、トッププレイヤーならではの苦難にも直面しましたけど、それもまた来季へ繋がるように思えます。さらに体力をつけていくか、リスクを冒してでも展開を早くしてフィジカルへの負担を減らしていくか、個人的には後者の方がナンバーワンへの近道だと思いますけど、いずれにせよ楽しみです。
スポンサーサイト

テーマ : テニス
ジャンル : スポーツ

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

いぬふく

  • Author:いぬふく
  • 趣味は多数。テニスは主にWTA(女子テニス)、音楽はアメリカンR&BとHIPHOP、ゲームと映画、読書はジャンル問わず。
    詳しくはプロフィールページからどうぞ!
最近の記事
カレンダー(月別件数付き)
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
ブログ内検索
リンク
RSSフィード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる


いぬふくの最近観たDVD
いぬふくの今読んでる本
いぬふくの今やってるゲーム