STAND BY MEドラえもん 他

永遠の0 ★★★★★☆☆☆☆☆
原作を読み終わってから…と思っていたのに、完全に積んでしまった状態で地上波で放送されてしまったので、結局観てしまいました。
戦争賛美という批判もありますけど、自分にはそうは思えません。主人公の宮部は戦争に勝つことよりも生き抜くことを第一とし、その結果臆病者と罵られるくらいですし、好んで戦っていないことは容易に解ります。ただ、登場人物たちの苦悩が伝わってこないせいか全体的に悲壮感がなく、日本的なヒーロー映画のように映りました。
「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズでお馴染みの山崎貴監督は日本におけるVFXの第一人者とも言われているので、そこの期待はありましたが、正直ガッカリです。戦闘機や戦艦での戦闘シーンは美しく撮られているけど、作り物っぽさが出すぎていて、別カットで血まみれになっている兵士との差が激しいんですよね。まるでゲームに挿入されるムービーシーンのようです。
下手じゃないけど特に味もない岡田准一の演技といい、演技力も個性も申し分ないのに他の作品ほど印象を残せていない染谷将太や濱田岳といい、最大公約数的な作品に仕上がってしまっているのがもったいない。

STAND BY ME ドラえもん ★★★★★☆☆☆☆☆
こちらも地上波放送を観賞。
さすがにドラえもんを観る年齢ではなくなってきたところでの、CGで再現された映画が公開というのは相当なニュースで、実際にCG技術は素晴らしいんですが、観賞中ずっと違和感が拭えませんでした。ネコ型ロボットのドラえもんはともかく、他の人物の動きや表情が作り物っぽいんですよね。同じCGでも「トイストーリー3」では泣けたのに…。改めて、原作やTVアニメの質感がいかに温かかったかということを思い知らされた感じです。一人称視点でタケコプターの飛行映像を見せたのも、悪くはないけど無理矢理という印象。
映像以上に問題なのは、95分という尺に原作の主要エピソードを山ほど詰め込んだことでしょう。ドラえもんとのび太が出会ってからかけがえのない存在にまで至るまでをこの短時間で描くというのは、そもそも無理な話。おそらく本作で泣けた人は足りない原作エピソードを脳内で補完していたんじゃないかな。本作だけで見るのび太は決して「他人の幸せを願う」ことができることができる男には思えませんし、脇役たちも薄っぺらい描写しかされていなくてかわいそうなくらいでした。同じような感想を抱いた「聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY」の方が、CG化の必要性を感じる分、だいぶマシです。
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テーマ : 日本映画
ジャンル : 映画

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