アバウト・タイム ~愛おしい時間について~ 他

アバウト・タイム ~愛おしい時間について~ ★★★★★★★★☆☆
「ラブ・アクチュアリー」のリチャード・カーティスだけあって、心に沁み入る音楽をはじめ、気恥ずかしいくらいのロマンチックさも魅力に変えてしまう秀作。
10代、20代の頃を思い出す不器用な恋愛がたまりませんね。暗闇での二人の出会いのシーンから微笑ましく、可憐なようでいてなかなか大胆なレイチェル・マクアダムスも魅力的。そして、何といっても主演のドーナル・グリーソンの平凡男子っぷりが素晴らしいんですよ。見た目も平凡だし、自分に特別な能力があると分かってもそれを使いこなせない情けなさも共感を誘って感情移入度アップ。クレイジーな妹、キットカットも最高に可愛い!
タイムトラベルものでありながら映画としてはオーソドックスで、「ラブ・アクチュアリー」と比べても目新しい要素があるわけではないものの、同じ一日でも、受け止め方次第で全く違った日になるという真っ直ぐなメッセージを真っ直ぐに受け止めることができ、観賞後も余韻に浸ることができます。ラストの家族愛には目頭が熱くなりました。これが監督としての最終作とは、もったいなさすぎますね。

◆リチャード・カーティス監督作品の評価
「パイレーツ・ロック」 ★★★★★★★☆☆☆
「ラブ・アクチュアリー」 ★★★★★★★★☆☆



ウィ・アンド・アイ ★★★★★★☆☆☆☆
舞台の大半は、夏休みを控え最後の登校を終えた高校生たちが乗るバスの車中。
ブロンクスの学生たちは公共の場でも騒ぐわ、汚すわ、滅茶苦茶で、一般人にも暴言を吐く彼らに開始早々嫌悪感を抱きます。何に腹が立つって、その言動だけでなく、彼らが群れないと何もできないということが垣間見えるから。しかし、映画が進み、一人また一人とバスを降りていくと残された彼らはまた違った一面を見せるようになります。ラストは感傷的になるほど。実生活でも、例えば電車の中などで大騒ぎしている若者にイライラすることがあっても、友だちと分かれて独りぼっちになった途端に素の表情に戻って、妙に親近感を沸かせることがありますが、本作の魅力はそれに近いでしょうか。
嫌悪感を抱きながらも最後まで観続けたくなるテンポや尺も計算されているようでお見事でした。
監督は「エターナル・サンシャイン」や「恋愛睡眠のすすめ」のミシェル・ゴンドリー。ゴンドリーらしい映像も散見しますが、あくまでスパイス程度であって、あの世界観を期待すると高確率で肩透かしを喰らうので、そこは要注意です。

◆ミシェル・ゴンドリー監督作品の評価
「ムード・インディゴ ~うたかたの日々~」 ★★★★★★★☆☆☆
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ジャンル : 映画

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