her / 世界でひとつの彼女 他

her / 世界でひとつの彼女 ★★★★★★★★★☆
人工知能(OS)との恋愛と聞いて「ラースと、その彼女」を思い出し、若干イタい主人公像を思い描いていたものの、なかなかどうして感情移入度高め。それはきっと、離婚調停中で恋愛に積極的になりづらい境遇の男が主人公だったこともあるし、OSの声がスカーレット・ヨハンソンだったことも影響しているでしょう。スカーレット・ヨハンソンの声って、日本人の感覚からしたらハスキーすぎて女性的ではない気もするんですが、本人の顔も思い浮かんでしまうからかものすごくセクシーに感じられるんですよね~。
Appleユーザーは最初にSiriに話し掛けた時の衝撃を思い出すでしょう。将来的に、本気で人工知能に恋する時代がやってくるかもしれませんけど、やはり人間と、人間が作り上げたものの距離が縮まりすぎるのは危険なのだという認識は変わらないし、報われないと解っているから、微笑ましくて悲しい物語。好き嫌いは分かれるでしょうけど、個人的にはこの世界が気に入りました。
唯一、結末だけはやや消化不良でしたけども…。

◆スパイク・ジョーンズ監督作品の評価
「マルコヴィッチの穴」 ★★★★★★☆☆☆☆



アメリカン・スナイパー ★★★★★★★★☆☆
クリント・イーストウッド監督の最新作は、実在したクリス・カイルという伝説の狙撃手が主人公。ヒーロー好きなアメリカではもてはやされつつも、実際は撃った数だけ心が死んでいくという難しい役どころをブラッドリー・クーパーが実に見事に演じています。
味方を守るために、時には小さな子どもまで撃ち殺さなくてはならないという現実。スコープの中に少年を捉えながら、心の中で「武器を手に取るな」とカイルが念じるシーンが最も印象的でした。大げさでなく、本当に息ができなくなります。一部では戦争を美化しているという批判もあるそうですが、一体どういう見方をすればそんな解釈になるのか本当に謎。劇中に出てきた兵士たちはみんな精神を蝕まれていたじゃないですか!
それにしても、ブラッドリー・クーパーは作品を追うごとに存在感が増していますね。さすがに「アメリカン・ハッスル」では他の強烈なキャラの方が目立っていましたけど、どんな役にも順応できる器用な役者で見るたびに感心させられます。

◆クリント・イーストウッド監督作品の評価
「J・エドガー」 ★★★★★★★☆☆☆

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