マッドマックス 怒りのデス・ロード

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7月は「アベンジャーズ」、8月は「ミッション・インポッシブル」の最新作が公開ということで、今夏の映画館はこの2本に絞るつもりだったんですが、「マッドマックス」の評判があまりにいいので予定変更。これが想像をはるかに上回る気持ちよさで、正直他の2作なんてどうでもよくなるレベルでした。

第一に、アクションが圧倒的で、笑えるくらいかっこいい!
CGを極力使わずに生の迫力を…なんていうコピーは頻繁に聞きますし、この作品も例外ではありませんが、個人的にはどうでもいいです。変な拘りで中途半端なものにされるくらいなら、CGで派手な映像を作ってくれた方がよほど嬉しい。けれども、これは世界観が独特ということもあり、技術だけでない見事なセンスで惹き込んでくれます。序盤から、猿ぐつわのようなものをはめられた主人公、マックスが改造車の先頭に括りつけられているのを見ただけで、面白い作品であることは確信できました。
とにかく、砂漠でのカーチェイス、巨大な砂嵐、謎の棒高跳び攻撃、ウォーボーイズ特攻時の銀色スプレー等々、美しさと可笑しさが完璧に融合していて、こうやって文字に起こすだけで興奮が蘇ります。アクションシーンは知らないうちに前のめりになり、きっと観賞中の僕の笑顔はこの上なく薄気味悪かったことでしょう。

それに花を添える音楽も最高でした。
敵陣を鼓舞する太鼓とか火炎放射ギターとか、馬鹿馬鹿しいにもほどがあるとツッコミながらも高揚する気分を抑え切れなくなります。途中で挿入される「Escape」を聴くたびに「What a lovely day!!!!」と叫びたくなりますよ。

ストーリーはシンプルすぎるくらいなのでアクションシーン以外は普通ですが、シャーリーズ・セロン演じるフュリオサをはじめ、女性陣は美人揃いで逞しいし、ウォーボーイズもユニーク。雑魚っぽさを全開にしていたニュークスがあそこまで成長するとはね。そして、あれだけのメイクをしても誰だか判るニコラス・ホルトに脱帽。
不満点を挙げるとすれば、ボスクラスの悪役が思ったほど目立たなかったことか…。
主役のトム・ハーディは「インセプション」「ダークナイト ライジング」ではさほど印象に残らなかったんですけど、こういう男臭い役が意外とハマります。ただ、荒々しさを出すには唇がかわいすぎるんですよね。だからこそ猿ぐつわもどきが異常に似合っていたんですが。

独自の世界で滅茶苦茶やっているようで、実は予備知識なしで専門用語や登場人物のキャラクターをきちんと理解できるようになっている隙のない映画。快作でありながら、年間ベストにも食い込んできそうな傑作です。

★★★★★★★★★☆

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テーマ : 映画★★★★★レビュー
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