ウィンブルドン2015 準決勝

Selena Williams (1) - Maria Sharapova (4) 6-2, 6-4
Gabine Muguruza (20) - Agnieszka Radwanska (13) 6-2, 3-6, 6-3


応援していた側全員が勝ち進んだ歓喜の準々決勝から一転、今度は優勝を期待していた2選手が揃って敗退。まぁ、シャラポワがセリーナを倒すイメージは試合前から全く持てませんでしたが…。

そのセリーナvsシャラポワは、シャラポワが対セリーナの策を講じたとは思えないほどいつも通りのテニスで敗れました。それもこれも、最初のゲームで30-0とリードしながら3つのダブルフォールト絡みでブレイクを許したことがすべてでしょう。これだけ対戦成績に差があれば、セリーナはやりやすさを、シャラポワは苦手意識を持っているはず。そこでいつも通りの入り方をしてしまっては、引き出しの少ないシャラポワに勝機はありません。終わってみれば、セリーナのサービスゲームを破るどころか一度もブレイクポイントを握れない完敗でした。
少なくとも、序盤でリードできていればスライスやドロップショットを交えて新たな展開ができたかもしれなかったのに…。全豪決勝では善戦していただけに残念です。

もう一方の準決勝は、新鋭ムグルザが接戦を制しました。
ラドワンスカは第2セット1-3から5ゲーム連取し、ファイナルセットも早々にブレイクして流れを掴んでいたんですが、その次のゲームをキープできなかったのが痛かった…。第5ゲームまではラドワンスカペースに思われたんですが、ネットインやオンラインショットがムグルザに味方し、ブレイクチャンスを逃すと最後はパワーで押し切られた形となりました。
プレー自体は悪くなかったと思います。持ち味の粘り強さを発揮してムグルザのミスを誘っていましたし、相手が攻撃の手を緩めた時はすかさずダウン・ザ・ラインからのネットプレーに繋げていました。スライスでのペースの変え方も見事で、芝では常に危険なプレイヤーであることを改めて証明したと思います。しかし、終わり際に、プレーを止めてまでしたチャレンジが失敗でマッチポイントを握られたのは悔やまれますね。最後の最後に弱気になってしまったか…。

ムグルザは昨年の東レPPOで観戦した時にその攻撃的なストロークやグランティングからスペイン版シャラポワという印象を持ちましたが、それだけに芝にもしっかり対応していますね。ストローク主体でありながらネットプレーにも積極的ですし、サービスもスピード以上に威力があるように見えます。中盤でミスが増えて守りに入った面もありますけど、そこをちゃんと立て直すところからも彼女の非凡さが垣間見えました。

というわけで、全仏に続き、新しい顔をセリーナが迎え撃つ形となったウィンブルドン決勝。
いくら昨年全仏の勝利があるとはいえ、経験の浅いムグルザがGS終盤に滅法強いセリーナに勝てるとは思えません。それでも、2010年全米決勝のように女王も必ず崩れる場面があるはず。間近で生観戦した思い入れもあるので、僕はムグルザの応援をします。ムグルザは準決勝のようにトーンダウンする時間を作ってはいけませんね。守備的なラドワンスカならともかく、ビッグサーブを持つセリーナからは立て直す間に一気にゲームを奪われてしまいますから。

さて、ダブルスの方ではトップ2シードが決勝に進出。ミルザと組んだヒンギスは、ノボトナとのペアだった1998年以来のウィンブルドンタイトルを賭けて、マカロワ&ベスニナ組と戦います。単複共に、90年代に目にしていた名前を今でもこの舞台で見ることになるとは、何とも不思議な気分。
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