ウィンブルドン2015 準々決勝

Selena Williams (1) - Victoria Azarenka (23) 3-6, 6-2, 6-3
Maria Sharapova (4) - Coco Vandeweghe 6-3, 6-7(3-7), 6-2
Agnieszka Radwanska (13) - Madison Keys (21) 7-6(7-3), 3-6, 6-3
Gabine Muguruza (20) - Timea Bacsinszky (15) 7-5, 6-3


GS準々決勝の舞台で応援している側が全員勝つというのは、自分にとってかなり珍しいこと。この面子でも結局セリーナがタイトルをさらっていきそうですが、それ以外の3人なら満足できると思います。
もちろん、本命はシャラポワvsラドワンスカの決勝戦。

実力的にはセリーナにとって最大の難関かと思われたアザレンカ戦は、最終的には近年の他の対戦と同様の結果となりましたね。
アザレンカは怪我からの復帰後としてはトップクラスのテニスを見せたんじゃないでしょうか。ストローク戦ではベースラインの内側に入って早い段階でダウン・ザ・ラインに切り返し、そのショットがどれも深い…。さすがのセリーナもボールの勢いに圧されて主導権を握れませんでした。第2セット途中まではそのペース。
しかし、そこからのセリーナの対応力はお見事。走らされながらも鋭いカウンターが炸裂し始めます。ラリーで互角になると強力なサービスとリターンを持っているセリーナが有利。アザレンカも必死に食らいつくも、楽にキープを続けるセリーナに比べると精神的な苦しさは明らかでした。
兎にも角にも、大会が終われば、事実上の決勝戦と呼ばれる可能性も高そうな好勝負でしたね。女王の闘志に火を点けたアザレンカも素晴らしかったですし、ギアを上げてからのセリーナの強さはいつ見ても圧倒されるものがあります。セリーナがこの調子を持続してくるようだと、太刀打ちできるプレイヤーは見当たりません。

シャラポワは今大会初めてセットを落としました。第2セット5-4で迎えたサービング・フォー・ザ・マッチを落とし、フルセットにしてしまう詰めの甘さは相変わらず。何よりの不安要素は、今季5度のタイブレイクをすべて落としているんですよね。このあたりの短期決戦の弱さも不安定なサービスが少なからず影響していると思います。
フルセットでの勝率は相変わらず高いものの、その精神的な粘りや勝負強さがセリーナ相手には完全に打ち消されてしまうのも事実で、アザレンカと戦って本気スイッチが入ってしまったセリーナ相手には相当調子を上げていかないと勝利どころか、公開処刑を免れるだけで精一杯になりそうです。

ボトムハーフはラドワンスカとムグルザが勝ち上がり。
ラドワンスカはトータルポイントではキーズを下回りながら、最後には勝ち切る勝負強さを発揮しました。サービスエースはラドワンスカの1つに対しキーズは12、ウィナーもラドワンスカ13に対しキーズは48ということで、キーズのサービスとフォアハンドに攻め立てられたというのが試合を観ずとも容易に想像できますが、こういう試合をしっかり勝てるというのは調子がいい証拠。準決勝の相手ムグルザには今季シドニーとドバイで2連敗を喫していますが、芝では初対戦ですし、大舞台の経験はラドワンスカの方が上なので、粘り強いテニスでムグルザの焦りを誘ってほしいところです。
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