ウィンブルドン2015展望

今年のウィンブルドンの注目事項は、2度目のセリーナスラム達成で年間グランドスラムに王手を掛けるかというのと、一週間伸びた芝での調整期間がどう影響を及ぼすかといったところでしょうか。
ドローはこちらから。

セリーナ(1)、ヴィーナス(16)、エラーニ(19)、ガルシア(32)、シブルコワ

2週目に待ち受けるであろう上位シードよりも、序盤の曲者に倒されることの多いセリーナですが、今回は近くに強敵もいない模様。芝のヴィーナスに期待しつつも、大記録に挑まんとする妹を全力で叩こうという気持ちになれるかどうか…。ただ、2002年にセリーナが達成して以来、全仏→ウィンブルドンを連続制覇した女子選手がいないのも事実。女王といえどこの短期間で調整するのは簡単なことではないはずです。
ちなみに、イーストボーンで復帰したばかりのシブルコワはダニエラと、いつの間にかトップ20から転落危機に立たされているエラーニはスキアボーネと、といった具合に初戦から同国対決が実現しています。ヴィーナスもブレングルとですね。

イヴァノビッチ(7)、スアレス・ナバロ(9)、アザレンカ(23)、ベンチッチ(30)、フリプケンス、ムラデノビッチ

不振に見えて突如全仏で復活したイヴァノビッチと、今季(GS以外では)安定した成績を残すスアレス・ナバロ。ただ、どちらも芝向きとは言えないプレイヤーなので、アザレンカを本命に据えておきたいところ。前哨戦で結果を出して勢いのあるベンチッチとムラデノビッチにも注目ですが、ベンチッチはイーストボーンの疲労が残る中でいきなりピロンコワというのは厳しいかもしれません。

シャラポワ(4)、ペトコ(14)、ペンネッタ(24)、ベグ(29)、ガブリロワ

不調ではないものの、期待値には届かないシーズンを送るシャラポワ。このブロックの強豪であるペトコやペンネッタも芝向きではないので、問題なく突破してもらいたいところです。しかし、シャラポワ自身も最近8年間で4回戦を突破したのが一度きりと、決して相性がいいわけではないんですよね。3回戦で当たりそうなガブリロワ(いつの間にか国籍がロシアからオーストラリアに変わっていました)の勢いが少し怖いかな。

サファロワ(6)、カロリナ・プリスコワ(11)、ストーサー(22)、ストリコワ(27)、スティーブンス、リスケ

全仏準優勝のサファロワは、やはりと言うか何と言うか、イーストボーン初戦でシブルコワに敗れました。今回も初戦から芝が得意なリスケと当たるタフドロー。勝ち上がっても3回戦でストリコワかスティーブンスといった難敵が待ち受けていますし、4回戦までにかなり際どい戦いを強いられそうです。
となると、ここは余力を残して勝ち上がれそうなプリスコワを本命に…。しかし、見事にチェコ選手が固まりましたな。

ウォズニアッキ(5)、ケルバー(10)、ムグルザ(20)、ジョルジ(31)、パブリチェンコワ、ルチッチ

ウォズニアッキは4回戦まではしっかり残ってもらいたいところ。爆発したジョルジが怖い存在ですが。
芝ではウォズニアッキ以上に有力なケルバーですが、近くにいるパブリチェンコワやルチッチ、バーテルなど、当たり出すと止まらないハードヒッターたちが足をすくう可能性も十二分にあるでしょう。
というわけで、本命不在ではあるものの、やはりウォズニアッキvsケルバーに期待します。芝ではさすがにムーンボール合戦にはならないでしょう。

ハレプ(3)、バシンスキー(15)、リシキ(18)、スヴェタ(26)

展開力勝負のクレー巧者の包囲網を、ウィンブルドンで安定した強さを誇るリシキがどう突破するか!
リシキは決勝進出も狙えるドローだとは思うんですが、なぜかケルバーには6戦全敗と圧倒的に分が悪いんですよね。得意と苦手、好不調がはっきりした選手なので、他の選手の勝ち上がりが大きなカギになりそう。
とはいえ、本命はやはりハレプになるでしょう。たまに気が抜けたプレーをするのが気掛かりではあるものの、彼女の安定感を上回るテニスができるプレイヤーがどのくらいいるか。
スヴェタはとりあえず3回戦進出が目標か。ハレプを倒す可能性もなくはないですが、今はフットワーク、メンタル、展開力、ほとんどの面においてハレプの方が上。速いサーフェスでの勝利はあまり期待しないことにします。とりあえず、両者の激突は見てみたいです。

マカロワ(8)、ブシャール(12)、キーズ(21)、コルネ(25)、コニュ

昨年のファイナリスト、ブシャールはイーストボーンで久々の勝利を挙げながら次の試合で棄権するなど、不安が残る仕上がり。とりあえず2つくらいは勝ってほしいですが、キーズにあっさり粉砕されそうな予感大。
しかし、速いサーフェスを得意とするマカロワの方も今季は全豪以外パッとしません。イーストボーンも初戦敗退を喫していますし、誰が勝ち上がってきても驚きはなさそうなブロックです。

クヴィトワ(2)、ラドワンスカ姉(13)、スビトリナ(17)、ヤンコビッチ(28)、奈良、土居、ロブソン

ディフェンディングチャンピオンのクヴィトワは、組み合わせよりも自身の調整具合が気になるところ。優勝も1コケもあり得るプレイヤーですからね。
ラドワンスカ姉は久々に上位進出を果たしたイーストボーンでも結局勝ち切れず、モヤモヤした状態ですね。セリーナもシャラポワもいない山なのでベスト4あたりは狙ってほしいんですけど、3回戦で当たる可能性のあるスビトリナは伸び盛りなだけに要警戒。
日本人選手二人はここに入っています。土居はスビトリナと、奈良はリネッテが相手です。さらに、イーストボーン予選から復帰したロブソンもいます。勝利よりもまずは自分のテニスを取り戻すことに専念してもらいたいところ。
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こんばんは、いぬふくさん

此処はいぬふくさんのブログです、何ら気にしないで下さいね(^_^)

ウィンブルドン、少しシードダウンがありましたね。ハレプが特に気になりますが。
昨年のローランギャロス、シャラポワ戦から何か引っ掛かってるんですよ、今の彼女に。

そしてラドワンスカですが‥
因縁めいたファイナル。少し前までのコーチ、ナブラチロワ。
そしてかのヒンギスが見守る中での試合。

考えすぎだなとは思うのですが、今回ばかりラドワンスカに勝って欲しかった。
好きな選手故に‥

コーチの顔ぶれもおもしろい

女子は初戦からシードの敗戦がいくつもありましたね。
でも、ヴィーナスのダブルベーグル勝利は
いくら得意の芝でも、最近の成績からして驚きでした。

スクールの優勝予想は、今回はマレーとウォズニアッキにしました。
セリーナとジョコじゃあまりにも面白くないですからね。

Rafaは前哨戦で優勝しましたが、それでもWimbledonでは難しいかなと思い、Amélieコーチのこともあってマレーです。

たまに映るAmélieは、もうほんとに体格よくなって。。。^^;
産んだら絶対痩せてほしいです。

とりあえず、今のところは楽しんでみています。

お気に入りの動向

>わしさん

ハレプの敗退は驚きでしたが、どうやらストーカー被害に遭っているという噂もあるので、メンタルの問題かもしれません。
彼女のテニスは好きなので、北米シリーズでの復調に期待します。

ラドワンスカは、テクニック対決には負けてほしくないと常々思っているので、ヒンギス仕込みのテニスに敗れたのはショックです。
でも、意外と粘り系の選手に弱い面もありますし、一度苦手を作ってしまうと同じ選手に連敗するところもあるんですよね。
ベンチッチ相手にそれは避けてもらいたいところです。

ガッチリ妊婦

>ameponさん

アップセットもありつつ、ヴィーナス、ケルバー、クヴィトワらは完勝で、明暗が分かれた初戦でしたね。

ナダルは予想以上に早い敗退で残念ですが、マレーの優勝はあるんじゃないかなと思います。
苦手だったクレーであれだけの成績を残しましたし、芝への切り替えも割と上手くいっている印象を受けました。
もちろん、ジョコ&フェデラーの壁は厚いですけど。

それにしても、妊婦さんってどんどん丸みを帯びていく感じなのに、アメリーの体型の変化は少し不思議ですよね。
出産後はまたコーチ業に本格復帰して元の身体に戻るとは思いますが、とりあえずギリギリまでマレーの活躍を助けて、元気な赤ちゃんを産んでもらいましょう。
プロフィール

いぬふく

  • Author:いぬふく
  • 趣味は多数。テニスは主にWTA(女子テニス)、音楽はアメリカンR&BとHIPHOP、ゲームと映画、読書はジャンル問わず。
    詳しくはプロフィールページからどうぞ!
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