Music Review (2015年6月)

To Be Loved / Michael Buble ★★★★★★☆☆☆☆
ジャズが得意ではない自分をも魅了する、見事な声の持ち主であるBuble氏ですが、さすがに今回は起伏に乏しく、早々に飽きてしまいました。明るめな楽曲が大半を占め、個人的にはやや消化不良。初期のような伸びやかなバラードもたくさん聴かせてもらいたかったところなんですが、企画アルバム「Christmas」があまりにもよすぎたためにハードルが上がってしまったといったところでしょうか。この企画アルバムが、世界的には彼の最大のヒット作になってしまったというのも不幸な話かもしれませんね。好きなプロデューサーではないものの、彼の作品ではDavid Fosterの存在は大きかったんだなぁ。
フォローしておくと、前半のアップの陰に隠れているだけで後半にはバラードもありますし、ライヴで楽しむには非常にバランスの取れたアルバムではあります。なので来日公演の際には改めて聴き込んで臨みたいところ…と考えながら調べてみたら、何と今年の2月に武道館で初の来日公演を果たしているではありませんか! これは本当に悔やまれる…。

◆前作の評価
「Crazy Love」 ★★★★★★☆☆☆☆

「(2)It's A Beautiful Day」(US94位、UK10位)


Trouble Man: Heavy Is The Head / T.I. ★★★★★★☆☆☆☆
アルバム収録曲の半数でゲストが参加、その中にはP!nkやAkonといった異色のコラボもあり。1曲目からMarvin Gaye曲をサンプリングするなど、王者の貫録を漂わせる構成はさすがT.I.といったところ。安定感のある内容で最初から最後までしっかり楽しめます。
しかし、この大作路線は既に「Paper Trail」でやっていますし、そうなるとRihannaやUsher、Justin Timberlakeまで引っ張り出したあちらと比較してどうしても地味に感じてしまいますね。そして今作のように個性派を集めるには、主役のラップが王道すぎる…。
とまあ、厳しめに書いてしまいましたが、従来のファンを満足させるには十分なクオリティではあるんですよ。「(5)Ball」~「(8)Go Get It」での絶妙な舵取りはさすがT.I.と唸ってしまいますし、Elton John「Your Song」の有名すぎるフレーズをAkonが歌う「(15)Wonderful Life」は、好き嫌いはともかく一聴の価値あり!と断言します。

◆前作の評価
「No Mercy」 ★★★★★★★☆☆☆

「Ball」(US50位、US R&B11位)
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