Jackie / Ciara



輸入デラックス盤にさらにリミックス1曲が追加された国内盤を購入。
タイトルに自身の名前を付けた「Ciara」に続く6thアルバムは、母親の名前をタイトルに冠したものとなりました。自らも一児の母親となったことが影響していることは確かで、母親から譲り受けたもの、そして我が子に引き継いでいくものを表現したアルバムになっています。と同時に、妊娠中の浮気がきっかけで別れることになったFutureへの辛辣なメッセージを込めた「(7)I Bet」が1stシングルになっているのも面白いところ。

ただ、その(7)がいいメロディであるにもかかわらずあまりしっくり来ませんでした。
いや、Ciaraの声質に合った繊細な楽曲ですし、セクシーなPVも彼女の魅力が出ているとは思うんですが、Ciaraにはアップ以外にも「Promise」や「Body Party」といった代表曲が既にあるだけに、シングルとしてはパンチが弱いんですよね。

全体的にはその繊細さを活かしたミッドと、ヒップホップ要素の強いアップで構成された彼女らしい作りです。すっかり主流となっているEDMに反発も迎合もせず、自然な形で取り入れているのは好感が持てますし、同じ曲でも中盤で転調するなど、ダレさせない工夫もされていますね。
今回のメインプロデューサーは(7)や「(1)Jackie (B.M.F.)」などを手掛けたHarmony Samuelsですが、Polow Da DonやDr. Lukeといったお馴染みの面々もそこに加わり、序盤の3曲の破壊力はなかなかのもの。中でもDr. Luke作の「(3)Lullaby」はオルゴールの音色でバラードかと思わせておいて、しっかりビートを効かせてくるあたりが最高です。ただ、彼らの曲も本作では当たり外れが大きく、メロディがオーソドックスな「(6)Fly」や「(9)Kiss & Tell」は全く好きになれませんでした。
Diane Warren作の「(14)I Got You」も同様。女性シンガーは出産を経るとどうしてもこういう曲を歌いたくなるんですかね~。曲の良し悪しはともかく、アルバムの中では無理矢理しっとりとまとめた印象が残って馴染めません。

クオリティは低くないのにどこか物足りない…。近年R&B離れが進んでいく理由が少し見えた気がする1枚です。もちろん、このブログでは今後もブラックミュージックをガンガン推していきますけども!

★★★★★★☆☆☆☆

◆前作の評価
「Ciara」 ★★★★★★★☆☆☆

「I Bet」(US43位、US R&B15位)
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テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE
ジャンル : 音楽

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