シン・シティ 復讐の女神

シンシティ復讐の女神

評判も芳しくなく、興行的にも苦戦していると聞いていましたが、某シネコンのレイトショーでは何と観客3人! 全米でもコケているし、こりゃあ続編は期待できそうもないな…。

確かに、前作と比較するとスケールダウンは否めません。ミッキー・ローク演じるマーヴが随所に登場する以外は各エピソードに繋がりがあまりなく、散漫な印象を受けてしまいます。
ただ、元々ストーリーに深みがあるわけではなく、その独特な映像と世界観で人気を博していた作品なので、その点でさほどガッカリはしませんでした。
しかし、魅力的なキャラクターがたくさん登場していただけに、一部キャストが変更されていたのは残念。主人公の一人であるドワイトがクライグ・オーウェンからジョシュ・ブローリンへ変更されていたのには違和感たっぷりでしたし、脇役でもデヴォン青木が妊娠中だったために殺人兵器ミホが彼女でなくなっていることが淋しいですね。ただし、2012年に死去したマイケル・クラーク・ダンカンに代わり、デニス・ヘイスワードが演じたマヌートはよかったです。

一応の主役はハーティガン(ブルース・ウィリス)を死に追いやった上院議員に復讐を誓うナンシー(ジェシカ・アルバ)なんでしょうが、前作でもさほど存在感があったわけではないのに10年間のブランクがあれば新鮮さが失われてしまうのも仕方ないか。
その代わり、新規参入組ががんばっています。エヴァ・グリーンは出演シーンの大半が全裸で、小悪魔を遥かに超えた悪魔っぷりを剥き出しに。そして、ジョセフ・ゴードン=レヴィット演じるジョニーが最高。スカしたギャンブラーでありながら人間臭さも抜群で、登場した瞬間、一気に惚れ込みました。それだけに、このエピソードが中途半端に終わってしまうのがもったいないですね。もっともっと掘り下げてほしかったところですが、このエピソードが観られただけでも劇場に足を運んだ甲斐はあったと感じています。

不満も多々ありますけど、前作から10年、延期に延期を重ねてお蔵入りさえ覚悟した続編がこうして日の目を見ることになったわけですから、それだけでも満足です。でも、第3作はもう要らないかな。正直1作目のクオリティは期待できないでしょうから…。

★★★★★★★☆☆☆

◆前作の評価
「シン・シティ」 ★★★★★★★★☆☆
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テーマ : 映画★★★★★レビュー
ジャンル : 映画

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