2014 BEST MOVIE

今年の観賞数は49本。再観賞込みで54本。映画館へ行ったのが3度、観劇も4度だったので昨年とほぼ同じペースでした。

1. ゼロ・グラビティ
人生初のIMAXだったのでそこのプラス査定も確実にあります。しかし、ストーリーを極力簡略化して、映像とサンドラ・ブロックの演技だけで最後まで釘づけにさせてくれる作りは見事としか言い様がないですね。あまりの臨場感に、観ているこちらまで息苦しくなってしまうほど。
映画界に革命を起こした「アバター」以降は取ってつけたような3D映像が目立ちましたが、久々に3Dで観るべき!と断言できる作品に出会えました。

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(2014/04/23)
サンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニー 他

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2. 舟を編む
今年は劇場で観賞した作品がどれも当たりで、このランキングでも上位を占めていますが、その中で地味な本作が大健闘。物作りに懸ける人の情熱と温もりを感じられる一作で、明日への活力になります。

3. インターステラー
クリストファー・ノーランは今回も外しませんでした。難解な用語と3時間近くもの大ボリュームで観るのはかなりの気力が必要となるものの、観賞後の心地よさは抜群。観たのが映画館でなかったら涙腺が崩壊していたかもしれません。

4. アメイジング・スパイダーマン2
すいぶん大人しかった前作は、あれはあれで新たな方向性を見せてはいたと思うんですが、せっかくの3Dが活かされていないこともあり、少々不満も残りました。世間の評価もそこそこ止まりで、それを反省してか、今回は冗談好きなスパイダーマンのキャラといい立体的なアクションシーンといい、王道を行った感じですね。原作を知らない人間にとっては衝撃的だったラストを含め、続きが早くも気になる展開です。

5. 空気人形
興味はあってもなかなか手が出ず、唯一観た「歩いても歩いても」もピンと来なかった是枝監督作品ですが、これは飽きずに楽しめました。とにかく生命を吹き込まれた人形を演じたペ・ドゥナが可愛すぎ。彼女は「クラウドアトラス」でも存在感があったし、今後も韓国映画以外にもどんどん出演していってもらいたいですね。

6. X-MEN フューチャー&パスト
一気にシリーズの評価を上げるきっかけとなった「ファーストジェネレーション」の流れを汲みつつ、本編のメンバーも登場するオールスター版。まとまりに欠ける点もありましたが、これだけのキャストが集まればどの場面でも興奮できるというものです。

7. トランス
クリストファー・ノーランと並んで、近年僕の中で信頼度トップクラスのダニー・ボイル。さすがに「スラムドッグ$ミリオネア」や「127時間」級の破壊力はなかったものの、視覚的にも展開面も刺激的で、個性溢れる役者たちの演技も相俟って十分楽しめました。

8. アイアンマン3
今年はアメコミ作品の当たり年(正確には、これは2013年作品ですけど)。
「2」で一度トーンダウンした感はありましたが、「アベンジャーズ」を挟んだことでトニー・スタークのキャラクターがより明確になったのか、トラウマを抱えながらも伸び伸び活躍していたように見えます。さらに量産型アイアンマンの物量作戦で見た目にも派手になりました。

9. 地獄でなぜ悪い
すっかりメディアへの露出も増えてタレント化しつつある園子温。「ヒミズ」という傑作を作り上げた後だけに迷走する予感もあったんですけど、かつての三谷幸喜を思わせる、役者の新たな一面を引き出しながらのドタバタコメディに唸らされました。それでいて、ちゃんと映画愛に溢れた作品になっているんだから素晴らしい。

10. 白ゆき姫殺人事件
年末に観た作品。
原作を読んだ時から予想していた通り深みは全くない映画になりましたが、テンポよく映像に落とし込んで、現代の文化を上手く描いたなと感心させられました。
地味な城野美姫を井上真央が演るにはかわいすぎるんじゃないかという不安も、さすがの演技力でオーラを消しまくって払拭してくれましたね。

トップ10に4本入ったように今年豊作だった邦画は、
1. 舟を編む
2. 空気人形
3. 地獄でなぜ悪い
4. 白ゆき姫殺人事件
5. 渇き。

のトップ5。

部門賞はこちら
<アクション、SF>ゼロ・グラビティ

<ドラマ>舟を編む

<ラブストーリー>空気人形

<サスペンス、ホラー>トランス

<コメディ>地獄でなぜ悪い

<アニメーション>アナと雪の女王
今年は3本のアニメーション作品を観ましたけど、「モンスターズ・ユニバーシティ」と「ヱヴァQ」は前作を超えられず。この「アナ雪」も「ラプンツェル」超えを果たしたとは言い難いものの、誰もがすぐに覚えられる歌の力や日本中を巻き込んだ話題性も含め、今年はこの作品を外すことはできません。

<外国語映画>該当作なし
次点は「ムード・インディゴ ~うたかたの日々~」「タイピスト!」。「愛、アムール」や昨年の「最強のふたり」もそうでしたが、どうもフランス映画は評判ほど楽しめないケースが多く、相性の悪さを感じます。

<映像>ゼロ・グラビティ
同じ宇宙を描いた「インターステラー」と迷ったものの、IMAX効果だけでなく、全編に渡って地球を飛び出し、最高の宇宙体験をさせてくれた本作を選出。ここまで来るともはやテーマパークですね。

<音楽>インターステラー
こちらも、無音と息遣いを効果的に利用した「ゼロ・グラビティ」と迷いました。しかし、終盤のドラマチックなシーンもしっかり盛り上げてくれた「インターステラー」に軍配を上げます。世間的には「アナ雪」なんでしょうが。

<主演男優>山田孝之(ミロクローゼ)
今年の男優陣は正直不作でした。となれば功労賞の意味も込めて、さらに「ミロクローゼ」での熊谷ベッソンのハジケっぷりに敬意を表して山田孝之を選出。

<主演女優>ティルダ・スウィントン(少年は残酷な弓を射る)
次点は「空気人形」のペ・ドゥナ。そして「ゼロ・グラビティ」のサンドラ・ブロックも素晴らしかったです。男優とは対照的に女優は豊作すぎて、同じ年になってしまったのがもったいないくらい。

<助演俳優>ジュリア・ロバーツ(白雪姫と鏡の女王)
「地獄でなぜ悪い」の長谷川博己、「かぞくのくに」のヤン・イクチュンが次点。
ジュリア・ロバーツが特別よかったとは思いませんけど、これだけキャリア豊富な女優がB級コメディで楽しそうに悪役を演じているのを見て、見事だなぁと素直に感服致しました。
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