2014年WTA総括Part3
WTA総括第3弾はトップ5の総評。
昨年のトップ5についてはこちらから。
▼セリーナ 85点
毎年GSで早期敗退するたびに、セリーナの天下もここまでか…という考えがよぎるものですが、今年はその思いをかなり強く持ちました。全仏、ウィンブルドンを立て続けに負けた時は特に。
しかし、最終的には帳尻を合わせてくるのが彼女。全米とチャンピオンシップスを制し、ツアー7勝は圧倒的な成績です。トップ10相手に12勝1敗という結果を残しているのも、勝つべき試合を必ず制している証拠でしょう。唯一敗れたのは最終戦のラウンドロビンでハレプにでしたが、決勝でリベンジを果たしていますしね。
来年も間違いなくツアーの中心となるはずです。
▼シャラポワ 80点
アザレンカが長期離脱&再起に苦しんだ今季は当然セリーナの対抗馬筆頭のはずで、2位というポジションは評価できる結果ですけど、やはり今年も女王撃破は果たせず、優勝した全仏以外のGSはすべて4回戦止まりで少々物足りない印象も残りました。サービスの乱れも相変わらず。
それでも、大きな故障なく1年間戦えたのは収穫ですね。東レPPOには来てくれなかったけど、オフにはSUGARPOVAのプロモーションで来日してくれたし…。
▼ハレプ 85点
昨年センセーショナルな活躍を見せたハレプの勢いは、今季も止まりませんでした。
全仏とチャンピオンシップスの準優勝が今季のハイライトではありますが、どのサーフェスでも安定した成績を残していたのは彼女とイヴァノビッチでした。
惜しむらくは優勝に限りなく近づきながら、足首を痛めて敗退してしまったウィンブルドン準決勝。それでも、安定型の中でも攻撃力も備えている選手なので今後2年間で初のビッグタイトルも狙えるような気がします。
▼クヴィトワ 80点
セリーナとシャラポワがまさかの敗退を喫して本命不在になったウィンブルドンを制したのが彼女。特に決勝戦の爆発っぷりは未来の女王と期待された数年前を思い出させるに十分な内容でした。
相変わらずシーズン前半、特に北米シリーズの弱さは引きずっているので来年女王の座に就くかは判りませんけど、芝やインドアでは優勝候補から外せなくなりそうです。
▼イヴァノビッチ 85点
今季、トップ10で最も意外な活躍を見せたのが彼女でした。
ここ数年はまとまりすぎてしまった印象を持っていましたが、改善されつつあったバックハンドはさらに精度を増し、ハマった時は手が付けられないフォアハンドもナンバーワンになった頃の思い切りが戻ってきたように思います。東レPPOでの全力ガッツポーズは松岡修造でなくても衝撃を受けましたよ。
昨年のトップ5についてはこちらから。
▼セリーナ 85点
毎年GSで早期敗退するたびに、セリーナの天下もここまでか…という考えがよぎるものですが、今年はその思いをかなり強く持ちました。全仏、ウィンブルドンを立て続けに負けた時は特に。
しかし、最終的には帳尻を合わせてくるのが彼女。全米とチャンピオンシップスを制し、ツアー7勝は圧倒的な成績です。トップ10相手に12勝1敗という結果を残しているのも、勝つべき試合を必ず制している証拠でしょう。唯一敗れたのは最終戦のラウンドロビンでハレプにでしたが、決勝でリベンジを果たしていますしね。
来年も間違いなくツアーの中心となるはずです。
▼シャラポワ 80点
アザレンカが長期離脱&再起に苦しんだ今季は当然セリーナの対抗馬筆頭のはずで、2位というポジションは評価できる結果ですけど、やはり今年も女王撃破は果たせず、優勝した全仏以外のGSはすべて4回戦止まりで少々物足りない印象も残りました。サービスの乱れも相変わらず。
それでも、大きな故障なく1年間戦えたのは収穫ですね。東レPPOには来てくれなかったけど、オフにはSUGARPOVAのプロモーションで来日してくれたし…。
▼ハレプ 85点
昨年センセーショナルな活躍を見せたハレプの勢いは、今季も止まりませんでした。
全仏とチャンピオンシップスの準優勝が今季のハイライトではありますが、どのサーフェスでも安定した成績を残していたのは彼女とイヴァノビッチでした。
惜しむらくは優勝に限りなく近づきながら、足首を痛めて敗退してしまったウィンブルドン準決勝。それでも、安定型の中でも攻撃力も備えている選手なので今後2年間で初のビッグタイトルも狙えるような気がします。
▼クヴィトワ 80点
セリーナとシャラポワがまさかの敗退を喫して本命不在になったウィンブルドンを制したのが彼女。特に決勝戦の爆発っぷりは未来の女王と期待された数年前を思い出させるに十分な内容でした。
相変わらずシーズン前半、特に北米シリーズの弱さは引きずっているので来年女王の座に就くかは判りませんけど、芝やインドアでは優勝候補から外せなくなりそうです。
▼イヴァノビッチ 85点
今季、トップ10で最も意外な活躍を見せたのが彼女でした。
ここ数年はまとまりすぎてしまった印象を持っていましたが、改善されつつあったバックハンドはさらに精度を増し、ハマった時は手が付けられないフォアハンドもナンバーワンになった頃の思い切りが戻ってきたように思います。東レPPOでの全力ガッツポーズは松岡修造でなくても衝撃を受けましたよ。
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