少年は残酷な弓を射る 他

少年は残酷な弓を射る ★★★★★★★★☆☆
原題「We Need to Talk about Kevin」に対し、邦題はネタバレに近いものですが、本作はその結末に向かう過程が重要なので問題はないか。
息子を愛することができない母親をティルダ・スウィントンがほぼ出ずっぱりで熱演。愛情に乏しいと言ってもエヴァは決して母親として無責任だったわけではないんですよね。むしろ責任感が強い方で、息子を愛そうと努力していたように見えます。ただ、愛情は努力して芽生えるものではないわけで、その表面的な優しさが感受性豊かな子どもには辛かったのかもしれません。
妻に理解を示さなかった夫を含め、絶対的に悪い人間はいないけど全員に対し不快感を覚えてしまうような内容なので、観賞後もずっと暗い気分が続きます。それでも、将来自分の家庭がこうならないとは断言できないくらいリアルに感じられ、深く考えさせられました。

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(2012/12/21)
ティルダ・スウィントン、エズラ・ミラー 他

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ムード・インディゴ ~うたかたの日々~ ★★★★★★★☆☆☆
ミシェル・ゴンドリーの圧倒的な映像世界。手作り感の強い映像にユーモアを交えたラブストーリーは「恋愛睡眠のすすめ」に近いかな。
しかし、本作は映像が先行しすぎて肝心のストーリーが入ってきません。未読の原作「うたかたの日々」はおそらくミシェル・ゴンドリーとの世界観とマッチしたものなんでしょうが、場面転換がどれも急すぎて、クロエが病に倒れるシーンや切ないラストにもあまり感情移入できませんでした。表現面では好みだっただけに、物語の説明さえもう少し丁寧だったらと思うともったいない…。
「スパニッシュ・アパートメント」、「ロシアン・ドールズ」に続くロマン・デュリスとオドレイ・トトゥのコンビは安定。少し前に「最強のふたり」で話題をさらったオマール・シーなど豪華キャストも実現しただけに、もっと強いインパクトを求めてしまいます。

◆ミシェル・ゴンドリー監督作品の評価
「グリーン・ホーネット」 ★★★★★★☆☆☆☆
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テーマ : 映画★★★★★レビュー
ジャンル : 映画

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