The London Sessions / Mary J. Blige

ザ・ロンドン・セッションズザ・ロンドン・セッションズ
(2014/12/03)
メアリー・J.ブライジ、メアリー・J.ブライジ&ディスクロージャー 他

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Mary J. Bligeの2014年2枚目のアルバムは、その名の通り、UKのアーティストとロンドンで録音された楽曲で構成された作品。参加アーティストはDisclosure、Emili Sande、Naughty Boy、そしてSam Smithなど、まさに現在のUK音楽シーンを語る上では欠かせない人物ばかりです。ここ10年、アメリカのR&BやヒップホップはEDMに圧されて停滞気味。代わりに、Amy WinehouseやAdele、そして今年のSam Smithのようにソウルネスを持ったシンガーがUK先行で世界的なヒットを飛ばしているんですから、これも自然な流れか…。

アルバムはベテランの風格を漂わせる落ち着いたバラードと、ヨーロッパ音楽らしいハウスを中心に構成されています。完全に二分割というわけではないのですが、前半はバラード中心、後半はハウスメインといったところ。

バラードではシンプルで力強い「(2)Doubt」がベスト。反対に「(3)Not Loving You」は面白味を感じません。これはソングライトを務めたSam Smithが歌った方がハマったように思います。
アップではDisclosureプロデュースの「(5)Right Now」とNaughty Boyプロデュースの「(10)Pick Me Up」の音が捻られていて頭一つ抜けた印象。ハウスど真ん中の「(6)My Loving」をRodney Jerkinsが手掛けているというのは意外でしたが、これも違和感ありませんでした。

楽曲のクオリティ自体は問題ないと思います。しかし、ヒップホップを色濃く取り入れた以前のストリート感が薄れ、バラードも熱唱はあっても激唱と言えるものがありません。43歳となって落ち着きを増したMaryに昔のヒリヒリした感じを求めるのは無理な注文なんでしょうが、ファンとしてはどうしても物足りなさを覚えます。
繰り返し聴き続けることで確実に評価が上がるタイプの作品ですけど、久々にストレートなR&Bを楽しみたかったという欲も含め、現時点ではこの評価。
ちなみに、国内盤は4曲のリミックスが追加されているだけなので、歌詞や対訳が目的でなければ輸入盤で十分でしょう。

★★★★★★☆☆☆☆

◆前作の評価
「Think Like A Man Too」 ★★★★★★☆☆☆☆

「Right Now」
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テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE
ジャンル : 音楽

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いぬふく

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