白雪姫と鏡の女王 他

白雪姫と鏡の女王 ★★★★★★★☆☆☆
ターセム流の白雪姫は、期待通りにCGを駆使した鮮やかな映像が楽しめる良作でした。
しかし、最大の魅力はコメディ要素でしょう。特に、ジュリア・ロバーツの全力のお馬鹿っぷりが素晴らしいですね。グロテスクなエステシーンをはじめとするブラックユーモアは大人が楽しめる白雪姫として十分なクオリティ。
リリー・コリンズ演じる白雪姫はキュートでありながらも、しっかりした眉毛に表れているように逞しい少女。何と盗賊の親分にまでなってしまうんです。対照的にアーミー・ハマーが演じた王子は身ぐるみは剥がされるわ、惚れ薬を飲まされるわで、何とも情けない役です。女は強しのこの構図はまさに現代のおとぎ話といったところ。
テイストはとことん軽いので観賞後に残るものはないし、もう一度観たいと思わせてくれるパワーはないものの、ここまで突き抜けた内容だと大満足です。
ちなみに、衣装デザインの石岡瑛子にとっては遺作になってしまった本作。この個性的なファッションが今後見られなくなると思うと淋しいですね。

◆ターセム・シン監督作品のレビュー
「インモータルズ ~神々の戦い~」 ★★★★★★☆☆☆☆

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(2013/03/02)
ジュリア・ロバーツ、リリー・コリンズ 他

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スノーホワイト ★★★★☆☆☆☆☆☆
「白雪姫と鏡の女王」同様に、こちらも白雪姫の物語。しかしこちらは「アリス・イン・ワンダーランド」「オズ はじまりの戦い」系の王道SFファンタジーで、主人公はさしずめグリム版ジャンヌ・ダルクといったところ。クリステン・スチュワートは凛々しく勇ましい女性を演じていてよかったですが、本作の主役は女王のシャーリーズ・セロンですね。正統派美人でありながら、「モンスター」などでは醜い姿も見せていた人なので、悪役も全く違和感なし。心から憎めました。
ただ、白雪姫エッセンスを混ぜながらもストーリーはものすごく薄いです。予想したとおりに進んでいくだけで、映像も美しいものの「ロード・オブ・ザ・リング」あたりではかなり前からやっていた技術なのでそこでの驚きもなし。長い間幽閉されていたのに、脱出早々あんなに身軽に動けるのはおかしいとか、そういうツッコミは野暮というものと知りつつも細かい点がいろいろ気になってしまったのは、その世界に入り込めず醒めた目で見てしまったせいだと思います。
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テーマ : 映画★★★★★レビュー
ジャンル : 映画

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