WTA Championships

 <Semifinals>
Serena Williams (1) - Caroline Wozniacki (8) 2-6, 6-3, 7-6 (8-6)
Simona Halep (4) - Agnieszka Radwanska (6) 6-2, 6-2

 <Final>
Serena Williams (1) - Simona Halep (4) 6-3, 6-0


故障で一時期は出場すら危ぶまれたセリーナですが、終わってみればさすがの勝負強さを見せて今季を締め括りました。ハレプにはラウンドロビンで0-6, 2-6というセリーナにとっては歴史的な大敗を喫していたんですけど、決勝という大舞台でしっかりリベンジを果たして、最後は余裕の笑顔で握手…。やはりツアーで最も怒らせたくない相手ですな。

ベスト4のその他の面子は、WTA屈指の守備力と安定感を誇るプレイヤーばかり。いずれも世界ランク1位、もしくは2位を記録しながらもGSタイトルに届いていないプレイヤーですが、キムやアメリーなど同じような立場にいたプレイヤーがここでのタイトルを機にGSでも飛躍するケースがあるだけに、彼女たちの誰かに勝ってほしかったというのが本音です。

特に、ウォズニアッキは本当に惜しかった…。彼女にとっては人生で最も悔しい敗戦だったかもしれません。汗を拭いたタオルを放り投げるなど、珍しくイライラを表に出す姿に、この一戦に賭ける想いがひしひしと伝わってきました。
テニスも素晴らしかったと思います。あれほどリターンから攻め、ネットに詰めていくウォズニアッキを見たのは初めて。今季、少しずつ取り組んできたものが実を結んできたようですね。それだけのクオリティだっただけに、タイブレイク1-4からセリーナのコードボールがネットを越えていなかったら…とどうしても考えてしまいますけど、進んでいる方向は間違っていないと思える一戦でした。この敗戦が来季のモチベーションに繋がると信じて応援します。

一方準優勝者のハレプは、昨年、第2の最終戦であるソフィアで優勝してからも順調すぎるほど順調に伸びてきましたね。一昨年の47位から昨年の最終ランキングは11位。それだけでも驚きでしたけど、今季の最終ランキングは3位(一時期は2位まで浮上)。小柄ながら攻守のバランスに優れ、展開力抜群のテニスは見ていて非常に面白いです。ウォズニアッキはセンターから逆クロス気味に放つバックハンドが魅力的ですが、ハレプのバックハンドは身体を流しながら打つダウン・ザ・ラインが一級品。欲を言えばもう少し前後の揺さぶりがほしいところですが。

ラドワンスカ姉は4強に残ったものの、ラウンドロビン1勝2敗は復調とは言い難いか…。ランキングもラウンドロビン敗退ながら2勝を挙げたイヴァノビッチに抜かれ、6位に終わりました。
得意のハードコートシーズンとは思えないほど分かりやすい今季終盤の失速はフィジカルの問題なんでしょうか。引き出しの多さは健在でも決定力に欠けるのも相変わらずで、常にロングラリーを強いられるようでは今後も身体への負担から逃れることは難しそう。かと言って彼女の場合は下手に肉体改造すると武器であるフットワークが犠牲になりそうなのが悩ましい点です。

他を見てみると、シャラポワは期待外れながら欠場した昨年からポイントを上積みして2位に、初出場のブシャールは3戦全敗でベテラン勢の洗礼を受けた格好。ま、ブシャールはGSでの好成績はあったもののまだまだ経験不足なので、これもまた糧として来季に期待といったところでしょうかね。
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