Music Review (2014年10月)

Future History / Jason Derulo ★★★★★★★☆☆☆
全米1位を記録した「Whatcha Say」の一発屋で終わるかと思いきや、近年復活を遂げたJason Derulo。この2ndは谷間期にあたるのですが、彼らしいダンサブルなナンバーが揃ったポップR&Bアルバムになっています。
「(1)Don't Wanna Go Home」は言わずと知れた「Day-O (The Banana Boat Song)」使いという、反則スレスレとも言える激キャッチーな1曲。続く「(2)It Girl」は口笛を交えた踊れる曲ながら切なさも漂わせるなど、多くの曲がヒットする要素を抑えています。
最近の彼を知っていると、本作リリース当時はまだまだ方向性を模索している最中だったのかなと思える内容ではありますが、個々の楽曲はどれも中の上クラス。逆に捉えれば、突出した曲がないせいでこじんまりとまとまってしまい、アップ中心の割には地味な印象も残りますけどね。

◆前作の評価
「Jason Derulo」 ★★★★★★☆☆☆☆

「It Girl」(US17位、UK4位)


The Notorious KIM / Lil Kim ★★★★★★★☆☆☆
「La Bella Mafia」はリリース当時好んで聴いたものですが、その前作にあたる「The Notorious KIM」は気にはしつつもずっとスルーしてきてしまいました。が、先日BOOK OFFで100円で発見したのでようやく購入。
これは今でも十分楽しめるクオリティなんですよ。自分が2000年前後の音に対する思い入れが強いという面も考慮したとしても、サンプリングを駆使したPuff Daddy絡みのトラックでまとめながら、要所にシングルカットした「(9)No Matter What They Say」や「(6)How Many Licks」といったインパクト大の音で耳を引く構成も憎い…。(6)なんかは懐かしのSisqoがお得意のラップ調ヴォーカルを披露してのエロ全開ですからねぇ。そして終盤ではMary J. Bligeを迎えてBiggieを失った自らを励ますなど、いつもと違う面も見せて聴き手を完璧にノックアウトします。
さすがに今聴くべきとは言いませんけど、彼女の強烈なキャラクターと当時の革新的な音楽が絶妙なバランスで融合した当時の傑作の一つなのは間違いありませんね。

ノトーリアスK.I.MノトーリアスK.I.M
(2000/07/26)
リル・キム、パフ・ダディ 他

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「How Many Licks」(US75位)
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テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE
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