楽天ジャパンオープン本戦観戦記

毎年予選には来ているので久々感がないものの、過去のエントリーを読み返してみたら楽天の本戦観戦は何と5年ぶりでした。

錦織フィーバーに続き、アジア大会で西岡良仁が40年ぶりの金メダルを獲得したということで、近年稀に見るほどテニスの話題が急増している現在。今日は錦織くんが凱旋帰国してから初めてのシングルス、さらに都民の日ということで満員は覚悟していましたが、会場入りした時には既に当日券も完売していました。この盛り上がり方に慣れていないので、行き慣れた有明のはずなのに妙なアウェイ感。

錦織くんが2試合目に控えていることもあって、センターコートは第1試合のグラノリェルスvsジョンソンの時点で客席はほぼ埋まっていました。悪天候で屋根が閉まっていたこともあり、会場は暑苦しいくらい。
この試合はノーマークだったのでファイナルセットしか観ていませんが、両者の力が拮抗した好ゲームでした。男子は身体が大きいから、前後の動きがあるとコートが映えますね。
そしてドディグと対戦した錦織くん。これはもう、これまでに経験したことがないような盛り上がりでした。超満員の観客すべての目が彼のプレーに注がれる中、序盤は明らかに硬さが見られましたが、大切なポイントではしっかりギアを上げてセット先取。第1セットを奪った時点で勝利を確信したのと、アザーコートでソックvsゴルベフが始まりそうだったので外へ移動しました。
この2選手、どちらも見てみたかったので試合自体ももちろん楽しめたんですが、やはりアザーコートの解放感が一番嬉しかったな。あまりの人の少なさに観客を数えてみたら、全部で70人程度しかいませんでした。6年前に間近で観られたユーズニーといい、またもや逆錦織効果の恩恵を受けることに。第1セット終盤に人が少しずつ増え始めてきたので錦織戦が終わったかと踏んでセンターに戻りました。

そして今大会の(個人的)目玉、シモンが登場。相手はミュラー。ミュラーを見たのは久しぶりでしたけど、今は坊主姿なんですね。全然ピンと来なかった…。
試合はサービスを軸に攻撃的に組み立てるミュラーに比べ、シモンは序盤から集中を欠き、なかなか得意のロングラリーに持ち込めません。1セット目を失い、第2セットも最初の4ゲ-ムでチャレンジ権を使い切った時点で負けを覚悟しました。ところが、そこからやたらと粘り強いのがシモン。のらりくらりとタイブレイクまで持ち込み、そこを奪うとファイナルは一方的に押し切ります。これができるのなら最初からやれよ!と言いたくなりますよねぇ。しかし、それができないのもシモン。そういう掴みどころのない性格も好きな要因なんですけど、いざ本腰を入れて応援するとなるといつもイライラさせられます。
試合後は西岡くん登場でアジア大会優勝のセレモニーが行われたため、シモンの退場を見逃すという残念な小事件もあったものの、とりあえず勝利の瞬間を初めて生で見られたことに満足です。また来年もぜひ!

この日、センターコートで予定されていたのは6試合。つまりまだ半分しか終わっていなかったわけですが、この時点で既に午後6時近くになっていたのと、ツォンガの故障で楽しみにしていたブライアン兄弟とツォンガ&シモンのダブルスが流れてしまったため、帰ることにしました。

観客が増えて最も心配していたのはマナー面ですけど、その点については危惧していた通り。コートチェンジ以外の座席移動や、動画やフラッシュ撮影が禁止なんていうのは、主催者側がもっと言うべきだと思いますが、観る側も最低限のマナーは調べておくべきなんじゃないかなぁ。上段席は選手の視界にも入らないし警備員もいないから自由、と都合のいい解釈をしているのか、通路で立って観戦したりポイント間にヒールの音を鳴らしながら歩くなど、酷い観客もいました。テニス界が盛り上がるために観戦人口が増えるのは嬉しいんですが、こんな嫌な思いをさせるくらいなら来んでええわい!と本気でイラッとした瞬間もありましたよ。テニス人気が定着して、少しずつ全体のマナーが向上していくのなら我慢できるんですけどね…。
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テーマ : テニス
ジャンル : スポーツ

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う~ん

全然テニスに興味がなかった人が興味をもってくれ
選手層が底上げされることに繋がればうれしいですが
話題だけで集まるというのは、マナー無視の観客が増えるので
困りますね。

こういう時ほど伊達や松岡の出番のような気がします。
伊達は厳しく、松岡はおもしろくマナーを教えてくれそうですから。^^;

Rafaは今度は虫垂炎らしく、ロンドンも危ないとか。。。

そうそう、L'QUIPEにヴェラちゃんのことが取り上げられてました。
フランス語を自動翻訳してみましたんですが、
なんか大学に関係するようで、論文とか訳されてましたが
ほとんどわかりません。^^;

http://www.sportetstyle.fr/article/people/a,1369,champions-a-la-fac-14-grosses-tetes-du-sport.html

マナー

松岡は楽天では盛り上げ役に徹していますが、彼がもっとマナーを教えてくれれば観客も耳を傾けると思うんですけど。
それでも、今回のブームを見て松岡のすごさを改めて実感しました。
錦織くんを指導した実績だけでなく、テニス人気が下火だった時期もメディアに露出し続け、テニスの普及に努めたという点では本当に有り難い存在だったな、と。

ナダルはロンドン後に虫垂炎の手術を受けるそうなので、最終戦もあまり期待できないかもしれませんね。
まぁ、怪我じゃなければ長引くこともないので、完治させてからがんばってもらいましょう。

ヴェラの記事は確かに内容が理解できず…。
でも最近の動向を見る限り、引退間近なのかなぁと少し寂しくなります。
ペトロワも近々引退発表するという噂もありますし、一時代を築いたロシアンがどんどんいなくなってしまいますね。
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