全米オープンテニス2014 決勝

Serena Williams (1) - Caroline Wozniacki (10) 6-3, 6-3

やはりセリーナは強すぎました。
両者とも尻上がりに調子を上げていったようですが、両セットとも先手を取ったのはセリーナの方。相手が友人であり、手の内を知り尽くしたウォズニアッキということもあり、リードしたことによって落ち着いてプレーできたんじゃないでしょうか。
これで全米オープンは6度目の優勝となり、18個目のGSタイトルはエバート、ナブラチロワに並ぶ、歴代2位の大記録となりました。昔に比べると層が厚くなってきたツアーの中で、間もなく33歳になる選手が今もなお最強でいられるというのは考えにくいことなんですが、彼女のプレーに敵う相手が見当たらないというのが現状ですね。

ウォズニアッキは惜しくもビッグタイトルには手が届きませんでしたけど、これで全豪以来となるトップ10復帰。もちろん優勝はしてほしかったですけど、まずは以前のプレーを取り戻してきたことを喜びたいと思います。俊敏さが戻っただけでなく、ストロークの思い切りも10代の頃のようでしたし、ネットプレーにも果敢にチャレンジするようになりました。彼女が放つセンターから逆クロス気味に打つバックハンドは、女子の両手打ちの中で僕が最も好きなショットなので、ぜひ今の攻撃性をキープし続けてほしいところ。
決勝に関してはスタートダッシュに失敗したのが大きかったですね。格上相手には先手を取ってプレッシャーを掛けることが絶対条件ですし、ブレイク合戦になると、サービスの調子を上げられるセリーナの方が精神的に有利になるのは間違いありません。ラドワンスカ姉あたりも同様ですが、このあたりのプレッシャーの掛け方が安定型プレイヤーの直面する課題でしょう。と同時に、それをさせないのが絶対女王の強さだなと再確認。

大会の総括としては、ベスト8あたりを見ると、4~5年前に実現していてもおかしくないようなベテラン~中堅プレイヤーが勝ち上がっているのが目を引きました。ウォズニアッキ、アザレンカ、クヴィトワ、ラドワンスカらの世代は本当にいい素材が揃っていましたね。
その下に続く世代ではハレプが頭一つ抜けていますが、今大会ではヤンコビッチやケルバーを倒したベンチッチや、クヴィトワを破りアザレンカとも激戦を繰り広げたクルニッチなど、若手の勢いも光りました。ただ、ここ数年は若手がGSでブレイクしても後が続かず、「あの人は今」状態になってしまうことも多いため、過剰な期待は禁物。彼女たちが本物かどうかを見極めるには、もう少し時間が必要になりそうです。
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