Music Review (2014年8月Part2)

Think Like A Man Too / Original Sound Track ★★★★★★☆☆☆☆
普段、サントラ盤のレビューはしないのですが、これは例外。なぜなら全曲Mary J. Bligeの新曲だから。実質、Maryの新譜として聴けるアルバムなので購入しましたが、そこはやはり立ち位置が難しい1枚だなというのが全編を聴いての正直な印象。Mary自身、特に新しいことをしているわけではないし、映画の作風が見えてくるわけでもないんですよね。Tricky StewartとThe-Dreamという、安定感のあるコンビが半数の曲に関わっているのもかえって今更感に拍車をかけているような気も…。
まぁ、そこは彼女のことなので、歌自体はそれなりに楽しめます。ベストはPharrell Williamsプロデュース&ゲスト参加の「(4)See That Boy Again」かな。10年ほどさかのぼったような楽曲ではあるものの、Pharrellらしいシンプルながら独特の音遣いとMaryのパワフルなヴォーカルが心地良し。
とりあえずヴォーカリストとしてはまだ衰えていないようですし、次回は久々にオリジナルアルバムに期待したいところ。企画モノならばいっそのこと全曲カヴァーとなれば面白そうですが。

◆Mary J. Bligeの前作の評価
「My Life 2 ~The Journey Continues (Act 1)」 ★★★★★★★★☆☆

「Suitcase」


Trigga / Trey Songz ★★★★★★★☆☆☆
前作で薄れた黒さも戻り、だいぶ安定感も増してきたTreyの6th。
いきなり「(1)Cake」で女性をスイーツに例えてしまうあたりはR. Kellyの「Chocolate Factory」を彷彿とさせ、R&Bマナーに則った作風と言えますね。R. Kellyほどの笑いと変態臭が感じられないのは万人に薦められる安心感もあり、物足りなさもあり…。単に歌が上手いだけでなく、様々なヴォーカルスタイルを駆使して、アップからスロウまで幅広い歌を届けることができる数少ないアーティストであって、その点ではキャリア最高のアルバムではありますが、その分トラックがシンプルになっていて全体的に地味な印象を受けました。
Mike WiLL Made Itプロデュースの「(9)Late Night」のようにクセになる音もあるんですけど、「(12)Y.A.S. (You Ain't Shit)」や、デラックス盤に収録されている「(14)What's Best For You」のようなメロウな楽曲に耳が留まるだけに、前半部にこの手の曲が収録されていたらもう少し中毒性が高かったかもしれません。
とはいえ、繰り返し聴きたくなるような魅力を持っているのは今作も同じ。正統派R&Bを求めている人には間違いなくフィットするはずです。ボーナストラックも充実しているので買うのならぜひデラックス盤を…。

◆前作の評価
「Chapter 5」 ★★★★★★★☆☆☆

「Na Na」(US21位、US R&B5位)
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テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE
ジャンル : 音楽

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