ウィンブルドン2014 決勝

Petra Kvitova (6) - Eugenie Bouchard (13) 6-3, 6-0

主導権争いのラリーなどほとんどなく、大半が3球目の時点で形勢が出来上がってしまうという速攻型の二人らしい試合。しかし、スコアがここまで一方的になってしまうとは正直予想できませんでした。

ブシャールの立ち上がりからは、緊張で硬くなっていたという風には見受けられませんでした。上々の出だしだったと思います。ベースライン前方でリターンを捉えるブシャールなら、クヴィトワのアドサイドからのスライスサービスにも対応できるかもしれないという希望も持ちました。しかし、クヴィトワに先にブレイクを許し、ギアを上げられてからは明らかにペースに付いていけなくなってしまいます。

試合を通してアンフォーストエラーが4つというのは一見安定しているようですけども、冒険もできないくらい自分のパターンに入れなかったというのが正しい見方でしょう。中盤以降はほとんどポイントを奪えなかっただけに、ボディを狙ったサービスで相手のリターンコースを限定させたり、サービスコースももっと山を張ってプレッシャーを掛けるなどの工夫が欲しかったところ。
ある意味、その引き出しの少なさも昔のシャラポワっぽいか…。

シャラポワは2004年のウィンブルドンで一気にウィンブルドンを制して脚光を浴びましたが、その後は翌年のインディアンウェルズでリンジーにダブルベーグルを食らったり、GS決勝で公開処刑を受けることも何度もありました。そのたびに立ち上がってどんどん強くなっていったのが彼女。ポスト・シャラポワと呼ばれるブシャールにそれだけの精神力が備わっているのか、ここまで来てようやく彼女の挑戦は始まったのかもしれません。

しかし、ブシャールを責めることができないくらいクヴィトワがゾーン状態でした。きっかけはブレイク直後の第4ゲームのラストポイントでしょうね。そのゲームを落としていれば再びイーブンになってブシャールの気持ちも落ち着いていたでしょうが、彼女の猛攻を凌いで最後はスライスでパッシングウィナー。その1ポイントで今日はイケる!と確信したんじゃないかというくらい、その後のプレーが驚異的でした。彼女自身が生涯最高の試合の一つと言うのも納得。あのテニスが続けられたら今度こそナンバーワンになれるでしょう。ま、これが続かないのがクヴィトワなんですけどね。

早い段階で興味を失ってしまった今年のウィンブルドンですが、男女ともに確実に世代交代が進んでいることを感じさせるトーナメントでした。
スポンサーサイト

テーマ : テニス
ジャンル : スポーツ

コメントの投稿

非公開コメント

ミスキナ

全然記事と関係なくて申し訳ないんですが
さっきKimのツイートの写真見てたら、
後ろに偶然ミスキナが写っているのがありました。
RGのだと思います。

ご存知でした?

私は久々に観られてちょっとうれしかったで~すv-344

発見!

https://twitter.com/Clijsterskim/status/473872455510286336

これですね。
ameponさんにコメントを頂いてから探してみました。
全く気付かなかった…。

こちらのサイトではスヴェタとミスキナの2ショットもありましたよ。
http://www.sports.ru/tribuna/blogs/tennismag/642327.html?ext=gw
ミスキナはあまり好みの顔ではなかったんですけど、髪を下ろしているせいか以前より美人になったような気がします。
プロフィール

いぬふく

  • Author:いぬふく
  • 趣味は多数。テニスは主にWTA(女子テニス)、音楽はアメリカンR&BとHIPHOP、ゲームと映画、読書はジャンル問わず。
    詳しくはプロフィールページからどうぞ!
最近の記事
カレンダー(月別件数付き)
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
ブログ内検索
リンク
RSSフィード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる


いぬふくの最近観たDVD
いぬふくの今読んでる本