ウィンブルドン2014 準決勝

Eugenie Bouchard (13) - Simona Halep (3) 7-6 (7-5), 6-2
Petra Kvitova (6) - Lucie Safarova (23) 7-6 (8-6), 6-1


ハレプ敗退で自分のウィンブルドンは終了。
プレー自体は悪くなかっただけに、第1セットの4ゲーム目に足首をひねったのが本当に悔やまれます。あの怪我は彼女の最大の武器であるフットワークだけでなく、サービスにも影響を与えていました。大きく調子を落としはしなかったものの、逆を突かれた時にいつものように瞬時に動けなかったのは怖さがあったからでしょう。第1セットを落とした後にプレーのレベルが落ちてしまったのは、ここから2セット奪い返すだけの余力が残っていなかったせいかもしれません。
勝ち上がりメンバーを見る限り、ある意味全仏以上に優勝に近づいていた気もしていたのでこの結末は残念でなりませんが、どのGSでも優勝を狙えることを証明したトーナメントでもありました。全米に期待します。

ブシャールは守勢に回るとどうしても厳しくはなりますが、メンタル的にはハレプの強力なプレッシャーにも全く退かない強さを如何なく発揮しました。はっきり言ってしまうと、サービスやリターンで主導権を握れずラリーが長引くと、故障しているハレプの方が自分らしさを見せているように見えました。大抵の若い選手ならそこで集中を乱してしまったでしょうが、ブシャールは最後まで自分のテニスを貫いた…。それが大切なポイントをもぎ取ることができた一因でしょう。

もう一方のチェコ対決は過去5戦5勝のクヴィトワがサファロワを退けました。クヴィトワは基本能力は高くても、相手の仕掛ける罠にハマり自滅してしまうパターンも多々あるので、プレッシャーのかかる後半に手の内を知り尽くしたザーラボワ・ストリコワやサファロワと対戦できたのはラッキーでしたね。
もちろん運だけでなくプレーの質も上がっています。3回戦はヴィーナス相手にあと2ポイントで敗退というところまで追い込まれましたが、それを乗り越えたことが自信を深めるきっかけになったんじゃないかな。芝ではレフティの武器になるスライスサービスもここまで好調です。

ハレプとサファロワを応援していた自分には厳しい結果となってしまったものの、クヴィトワとブシャールという超攻撃型二人の決勝はウィンブルドンならではの組み合わせでもあります。そして、90年代生まれのプレイヤー同士のGS決勝も初めてのこと。
両者は過去に1度だけ、昨年のトロントでの対戦があり、その時はクヴィトワが6-3、6-2のストレート勝ちを収めています。しかし、そこからのブシャールの成長は目を瞠るものがありますし、サーフェスも違いますからあまり参考にならないでしょう。GS決勝という特別な舞台を経験しているクヴィトワの方が有利という見方もできますけど、それがまたクヴィトワに3年前とは違うプレッシャーを与えるはず。両者がどんな試合の入り方をするか全く予想できません。
自分は一応ブシャールを応援することにします。第13シードというのは、奇しくも彼女のアイドルだったシャラポワが10年前に初めてGSを制した時と同じシード順。粗削りながら強靭なメンタルを持っていた当時のシャラポワと似たプレースタイルの彼女が、同じ結果を残すことができるか見届けてみます。
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残念ながら…

実家なのでPCもなく、WOWOWも見られないので、クヴィトヴァ優勝しか知りませんが、やはり経験の差だったんでしょうか?

私も特に応援してたわけでもないのですが、全仏でシャラポワに負けた時の悔しがり方で、もっと強くなるんじゃないかと思ったんです。

Wimbledonじゃなかったら、こちらでもオンデマンドで見られたんですが、Wimbledonはオンデマンドなしなので…。
ま、帰省前に私のWimbledonは終わってたからいいんですけど。^^;

ゾーン

確かに経験の差というのが大きかったです。
でもブシャールが緊張していたというより、クヴィトワがブシャール対策をしっかりやったらゾーンに突入してしまったという感じでした。
あの状態になってしまっては誰も勝てないんじゃないかと思うほど。
土曜にはNHKで総集編も放送するので、観てみる価値はあるかと…。

ブシャールには辛い敗戦でしたけど、シャラポワも過去に屈辱的な負け方を何度もしていますから、這い上がれるかどうか、再び真価が問われそうですね。
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