世界にひとつのプレイブック 他

世界にひとつのプレイブック ★★★★★★★★☆☆
妻の浮気現場に出くわし、浮気相手をボコボコにした主人公。それをきっかけに双極性障害になり、更生施設を出るも妻への接近禁止令は解かれず、何とか復縁をしようと自分を高めようとするわけですが…。
まず、主人公のパットを演じたブラッドリー・クーパーが素晴らしい。双極性障害というものをデフォルメさせることなく、身近にいる感情の起伏が激しい人間として自然に受け入れることができるんです。浮気されたくらいでそんな病気に!?と最初は驚いたものの、人間、何か引き金になるか分かりませんからね。その辺も妙にリアル。それに対するジェニファー・ローレンスはどんどん貫録が増していますね。精神的な病を持った両者の掛け合いは真剣であればあるほどどこか可笑しくて、魅入られました。
しかし、秀作に思えた前半から一気に後半は凡作になってしまいます。結末に向けて家族愛も大きく絡んでくるんですが、父親の息子に対する愛情を感じつつも、その表し方がストレートすぎて…。ダンスシーンへの流れは特に強引で興醒めしてしまいました。

世界にひとつのプレイブック DVDコレクターズ・エディション(2枚組)世界にひとつのプレイブック DVDコレクターズ・エディション(2枚組)
(2013/08/23)
ブラッドリー・クーパー、ジェニファー・ローレンス 他

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プルーフ・オブ・マイ・ライフ ★★★★★★★☆☆☆
舞台「プルーフ / 証明」の予習のためにレンタル。グウィネス・パルトロウやジェイク・ギレンホール出演ということもあって公開当時から気になっていた作品ではあるんですが、まさかこういう形で観ることになるとは…。
上の「世界にひとつのプレイブック」同様、本作の主人公キャサリンも精神疾患を抱えています。彼女の父親も同じ病を持っているんですけど、天才ゆえの孤独というべきか、自分の苦しみを周囲に理解してもらえずどんどん内に篭り、時には突き進んでしまう。数学的な要素を用いながらも中身は文学的で、静かに沁みてくるキャストの演技とともに美しい世界が作られていました。が、盛り上がりも感情移入度もいまいちで、全体的な満足度はもう一歩。この先どうなるんだろうというワクワク感は持続していたんですけど、結局大した展開もないまま終わってしまったという…。
元が舞台用に書かれた本なので観る順番が逆になりましたけど、演出一つで大きく印象が変わりそうな物語なので2週間後の観劇がますます楽しみになりました。ハル役はジェイク・ギレンホールがいい味を出していましたけど、山本匠馬ならまた違った魅力を見せてくれるでしょうね。ただ、冷静に考えると平凡な好青年であるハルの存在はキャサリンを不幸にするだけのような気もしますが。
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テーマ : 映画★★★★★レビュー
ジャンル : 映画

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