Music Review (2014年4月Part2)

Yours Truly / Ariana Grande ★★★★★☆☆☆☆☆
昨年リリースの本作はデビューアルバムにしていきなり全米ナンバーワンを獲得。アイドル性のあるルックスでありながらも、パンチのある歌唱力も持ち合わせていて、次世代のMariah Careyとの呼び声も高い彼女。確かに、キュートな声からウィスパー、そして歌い上げ系まで、20歳にしては引き出しが多く完成度が高いですね。
アルバムの方もBabyfaceが大半を手掛けているだけあって、90年代R&Bのエッセンスを振り撒いてヴォーカルをしっかり堪能できる作りになっています。Mary J. Bligeの「Real Love」をサンプリングした「(5)Lovin' It」なんかは確かに初期のMariahっぽい。
ただし、Mariahよりさらにポップなので、「Butterfly」以降のMariahが好きな自分には、音が軽すぎて気恥ずかしいところも。Babyfaceの関与率が減る後半の楽曲が凡庸なアイドルポップスになってしまっている点が大きなマイナスでした。

「(2)Baby I」(US21位)


Pure Heroine / Lorde ★★★★★★★★★☆
「Royals」も「Team」も全く好きになれなかったんですが、あまりの売れ行きとiTunesのセールに釣られてダウンロード。これが大正解でした。
いきなり「(1)Tennis Court」に耳を奪われ、「(4)Ribs」で完全に魅了されました。ダブステップだったりアンビエントなサウンドを取り入れながらもマニアックにならず、個性を打ち出し統一感がありながらマンネリにもならない見事な構成。正直、「Royals」がヒットしていた時はそのアンチ・セレブな姿勢に「また面倒臭い主張をする小娘が現れたなぁ」くらいに鬱陶しくも感じたりもしていたんですが、アルバムを聴くと決して背伸びしている様子もありません。
ヴォーカルも若さが感じられる高音と、既にベテランの貫録すら感じさせる成熟した低音が混ざり合い、トラックとの相性抜群。
これでアルバムリリース時が16歳ですか~。楽曲自体もライヴパフォーマンスも完成度が高すぎてこれ以上成長する余地が残されているのか心配になるくらいですけど、シングルだけでなくグラミーのアルバム・オブ・ザ・イヤーも獲ってほしかったと思うくらい気に入りました。

ピュア・ヒロインピュア・ヒロイン
(2014/02/19)
ロード

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「Royals」(US1位、UK1位)
PVは以前掲載したので、今回はライヴパフォーマンスを紹介します。
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