Music Review (2014年2月Part2)

Prism / Katy Perry ★★★★★★☆☆☆☆
5曲のナンバーワンを送り出した前作同様、Dr. LukeとMax Martinが大半の楽曲を手掛けた安定の内容…。
のはずなんですが、売りであったキャッチーさと個性が半減してしまっています。「I Kissed A Girl」や「California Gurls」は王道のようでKatyにしか出せない毒気があったのに、今作の先行シングル「(1)Roar」は健康的になりすぎてしまっているような気がします。続いてカットされた「(5)Unconditionally」は「Firework」、「(6)Dark Horse」は「E.T.」の派生版といった印象が強く、いずれも薄味に。(6)あたりは決して嫌いじゃないんですけど、むしろAhlundプロデュースのEDM「(4)Walking On Air」や「(7)This Is How We Do」の方が懐かしい音のはずなのに新鮮に聴けます。デラックス盤のみに収録されたStargate曲「(15)It Takes Two」はFun.の「We Are Young」のKaty版のようでなかなか面白い1曲。
既に2曲の全米1位が誕生しているように、路線変更の少ない今作も従来のファンには満足できる内容なのかもしれませんけど、個人的には前作があれば十分だったかな。そろそろ別の制作陣と組んだアルバムも聴いてみたいところ。

◆前作の評価
「Teenage Dream」 ★★★★★★★☆☆☆

「Unconditionally」(US14位、UK25位)


Black Panties / R. Kelly ★★★★★★☆☆☆☆
R.Kellyのアルバムはエロければエロいほどクオリティが高いという不思議な印象があるため、本作はアルバムタイトルを聴いただけで期待値はかなり上がっていました。
ドギツいんだけど、曲名を目にしただけでどんな内容か想像がつく解りやすさと「(5)Marry The P***y」のように笑えるタイトルを付けてしまうあたりはさすがKelly氏。褒め言葉としての馬鹿馬鹿しさはアメリカンR&Bらしく、どうせなら国内盤を買って詞の世界も堪能したいと思えるほどです。
が、肝心のトラックに新しさが全くありません。これまでステッピンやサウス、オートチューンなどあざといほど多くの音に手を出してきた人ですけど、今回は現行の路線をなぞっただけの上に似たような曲が並び、やや単調に思えました。1曲1曲は決して悪くないんですし、せっかくの性愛路線なんだから、もう少し作り込んでほしかったなぁ。

◆前作の評価
「Write Me Back」 ★★★★★★☆☆☆☆

「My Story」(US89位、US R&B27位)
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