全仏オープンテニス2013 決勝

Serena Williams (1) - Maria Sharapova (2) 6-4, 6-4

セリーナが16度目のメジャータイトルを獲得。11年ぶりの全仏優勝というのもすごい記録だな…。赤土でも優勝候補ナンバーワンとして挙げられていましたが、昨年、自身初のGS初戦敗退を喫したトーナメント、本人も期するものがあったんでしょう。緊張していたと試合後に語っていましたが、その分序盤から「カモン!」の連発で気合いも十分。最初の2ゲームを失ったものの、逆転してからは最後まで試合の主導権を握り続けました。
それにしても、セリーナの総合力の高さを見せつけられた一戦でしたね。彼女の最大の武器といえば身体能力を活かしたパワフルなサービスとストロークではすけど、技術を要するコントロールショットやネットプレーもかなり器用にこなします。フットワークもよく、シャラポワの鋭いストロークにも懸命に耐えてはね返していました。
まさにナンバーワンに相応しい横綱相撲。他の選手が不甲斐ないという見方もありますけど、これほどの戦績を残しながらなお勝利に貪欲でいられる彼女はアスリートとしてのお手本と言えるでしょう。

同じことが準優勝のシャラポワにも言えますね。キャリアグランドスラムを達成してナンバーワンに返り咲いてもなお貪欲に、自らのテニスを追求する姿には毎回感心させられます。クレー用のショットも身につけ、今後もさらに高みを目指せるんだろうと希望を持たせてくれるような2週間でした。
ただし、シャラポワが今のセリーナと互角に戦うためにはネットプレーの向上が不可欠。やはりベースライン付近にいる時間が長すぎます。せっかくオープンスペースを作ってネットに行きかけても、相手の返球が浅くならないとまたスルスルっと下がってしまう…。甘い返球ではいけないと相手に思わせるだけのプレッシャーを与えることができていないんですよね。攻撃的なサービスとリターンから一気に主導権を握る彼女のテニスは本来ウィンブルドンと相性がいいはず。にもかかわらず、2007年以降は1度しか準々決勝に進むことができていません。速攻型テニスを完成させるためにも、もう少しだけでもネットに出る姿勢を見せてもらいたいところ。

全体的に見ると、3強+昨年のファイナリストでベスト4が固められるという、いつも以上に順当な大会でした。個人的にも、スヴェタ、ラドワンスカ姉、キリレンコがベスト8入りしてくれてかなり満足です。スヴェタのトップ30復帰は夏の北米シーズンあたりだと考えていたので予想以上の早さでしたし、まさかキリレンコがトップ10入りするとは思っていませんでしたよ。しかし、両者ともそれだけレベルの高いプレーをしていましたし、今後もどんどん面白いテニスを見せてもらいたいものです。
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