愛と誠 他

愛と誠 ★★★★★☆☆☆☆☆
予告編から只ならぬ雰囲気が漂っていたので楽しみにしていたんですが、全体的に物足りなさを感じますね。「可もなく不可もなく」なんですよ。ミュージカル調なんですけど、役者の演技も歌も特筆すべきものではなく(一青窈と市村正親の歌が上手いのは当然)、かと言って話題に出したくなるほど酷くもない…。ほとんどの役者は原作のイメージを損なっていなかったと思います。けれど、中途半端な歌と演技なら別に彼らでなくてもよかったな。
その中で気になったのは高原由紀を演じた大野いと。セリフは棒読み、音程も不安定、原作の由紀のイメージとも合わず、なぜ起用されたのか理解できません。が、彼女の歌う「夢は夜ひらく」は妙な禍々しさがあって不思議と惹き込まれるんですよね。そのシーンだけ2度観てしまいました。
そして、岩清水のウザいくらいの熱さを見事に再現した斎藤工もお見事!
インパクト勝負であることは否めず、クオリティに関しては不満も山ほどあるんですけど、なぜだか人に薦めたくなる魅力はありますね。どの俳優もイメージとは違う役を演じているので、好きな俳優がいるのなら観る価値はあると思います。

◆三池崇史監督作品の評価
「悪の教典」 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
「十三人の刺客」 ★★★★★★★★☆☆

映画 ホタルノヒカリ ★★★★☆☆☆☆☆☆
これほど制作費の無駄遣いだと感じる作品もそうはないでしょうね…。
「のだめ」はオーケストラという題材があったためにヨーロッパに行くという意味がありましたが、縁側でゴロゴロするのが魅力的だった主人公をイタリアに連れて行ったところで本当に面白くなるという確信が、制作側にはあったんでしょうか。
TVシリーズの1stシリーズが最高だったのは、仕事をバリバリこなす美女が家ではジャージでだらしない生活を送っているというギャップでしょう。そしてそれが周囲にバレないようにあたふたする様子を見るのが面白かったわけです。逆の目線で見れば干物女が仕事では奮闘する姿を応援したくなるドラマでもありました。なのに続く「2」では真の姿が多くの人間にバレ、この映画版ではもはや隠す必要がない場所に来てしまっては、蛍は緊張感なくひたすらゴロゴロするだけ。ツッコミ役のはずの高野部長までもが蛍のテンションに引きずられて三枚目になってしまって、収拾がつかなくなってしまいました。松雪泰子の干物女っぷりも最後までしっくり来ず、全く見所のない映画。
綾瀬はるかの魅力を存分に引き出したシリーズだけに、せっかくの素材を殺してしまう作り方だけはしないでもらいたいものです。
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テーマ : 日本映画
ジャンル : 映画

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