ミッドナイト・イン・パリ 他

ウィンターズ・ボーン ★★★★★★☆☆☆☆
裏稼業に手を染めた父親は所在不明、17歳のリーは心を病んだ母親と幼い弟や妹の世話をしながら生活していかなくてはいけない…。アメリカの貧困層の現実をこれでもかというくらい見せつけられ、観ている方もただただ打ちのめされるのみです。特に終盤のシーンは衝撃でした。
そして、既に山ほど賞を獲っているので今さら語るまでもないですが、やはりジェニファー・ローレンスの演技なしにはこれだけ説得力のある作品にはならなかったでしょうね。まだあどけなさすら感じさせる彼女が必死に前を見据えて家庭を支えようとする姿には胸打たれるものがあります。
ただね…。あまりにも「フローズン・リバー」に似すぎているような。「ウィンターズ・ボーン」は2006年に原作が発表されているので、厳密にはこちらの方が先なんでしょうが、映画の公開順を考えるとどうしてもインパクトが薄れてしまいます。そのせいで、衝撃的な話だった割に後に残るものがなかったのがとても残念。

ミッドナイト・イン・パリ ★★★★★★★★☆☆
好き嫌いがはっきり分かれるウディ・アレン作品の中ではかなり万人受けする内容だったんじゃないでしょうか。彼の作品で最大のヒットになったのも頷けます。
1920年代のパリに憧れを抱きながら、脚本家の地位を捨て小説の執筆を始めているギル(オーウェン・ウィルソン)はひょんなことからその時代にタイムスリップ。その先でスコット・フィッツジェラルド夫妻やヘミングウェイなど、多くの著名人と出会い、大興奮するわけですが…。
憧れは所詮憧れでしかなくて、手が届かないから美しい。当たり前に知っていることなのに演出と脚本が抜群で、ワクワクさせられてしまうんですよね~。登場人物もみんながみんな輝いていて、特に過去の著名人なんかは彼らの作品や人柄にもっと精通していればクスリと笑えるセリフにたくさん気付けたんだろうなと悔しくなるくらいです。
そして、これは全くの余談ながら、これまでいいと思ったことがなかったレイチェル・マクアダムス、今回は最高にキュートでした。

◆近年のウディ・アレン作品の評価
「人生万歳!」 ★★★★★★★☆☆☆

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キャシー・ベイツ、エイドリアン・ブロディ 他

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