Music Review (7月Part1)

Living Things / Linkin Park ★★★★★★☆☆☆☆
原点回帰という噂もありましたが、3rdや4thのテイストも疎かになっておらずバランスを取ったアルバムという印象を受けました。クオリティ面では問題なしで、あとは彼らのどんなサウンドを求めているかで評価が分かれそうです。
自分はというと、エレクトロに向かった前作がベストと思っているくらいなので、初期の作品に戻りつつあることは決して喜べないんですよね。ただ、従来のファンには前作の評判が悪かったようなので、折衷型になるのは仕方ないのかな。完全に元のサウンドに戻してしまうと、グループとしても前作を否定してしまうことになりますしね。それでも、メロディアスな楽曲よりも腹に響く重低音を楽しみたいので「(4)Lies Greed Misery」と「(7)Victimized」など、ワクワクできる曲はいくつかありました。

◆前作の評価
「A Thousand Suns」 ★★★★★★★☆☆☆

「Burn It Down」(US30位、US Rock1位)


Fortune / Chris Brown ★★★★★★★☆☆☆
やはり時代はヨーロッパということなんでしょうかねぇ。UKのアーティストが全米チャートで次々と好セールスを記録し、R&Bアーティストが挙ってユーロサウンドに手を出す…。ダンスに秀で、早い段階でトランス系を取り入れていたChris Brownがこのアルバムを出すのは必然でしょうし、UKをはじめとするヨーロッパ圏で前作以上の初動セールスを記録していることからも、ひとまず成功と言えるかもしれませんね。
ただ、ベースがうねっていたり、メロディアスだったり、同じエレクトロでもいろいろとバリエーションを持たせているとはいえ、基本的には前作の延長線上に位置するものばかりで新鮮味はありません。バラードも同様。
その中で、「(3)Till I Die」が面白いですね。主役のChrisの存在感がありませんけど、Big SeanやWiz Khalifaとのラップ競演が楽しそうで、トラックも流麗かつポップという複合的な要素を合わせ持っているところが興味深い点。ストレートなミッドではありますが、「(5)Don't Judge Me」も語りかけるような空気感が心地よい1曲です。
これを聴いて思うのは、R&Bにヒップホップにユーロサウンドに…と多方面にアピールしつつもクオリティの高い楽曲ばかりを集めた前作は奇跡的なアルバムだったんだなということ。あれがあるだけにどうしても厳しくなってしまいますけど、期待の裏返しということで早くも次回作に楽しみにしつつ、本作ももう少し聴き込んでみようと思います。

◆前作の評価
「F.A.M.E.」 ★★★★★★★★☆☆

「Till I Die」(US R&B18位)
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テーマ : 洋楽CDレビュー
ジャンル : 音楽

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